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2012年11月 7日 (水)

北九州を巡る旅(3・4日目)

3日目(11月6日)

今日ものんびり8時半に起きる。支度を済ませて9時19分の鹿児島線上りに乗り、香椎で降りる。午前中は乗り鉄の予定で、香椎線を往復しようと思う。

香椎線は途中駅の香椎と長者原で鹿児島線と筑豊線にそれぞれ接続しているが、起終点の西戸崎と宇美は独立駅となっている。炭鉱で栄えた時代に敷設された線だから、こういう変な事情になっている。

香椎→西戸崎→宇美→香椎
の順で1往復する。

Dscn3741西戸崎駅からの眺め。そう言えば海が見えたのだっけな。15年以上乗っていないから忘れていた。但しこの眺めは、高層マンション建設のために近い将来消えるらしい。

Dscn3749終点の宇美。嘗ては勝田線と繋がっていて、炭鉱列車が行き交ったというが、今はその面影もない。

12時15分に香椎へ戻り、一駅博多寄りの千早駅で降りる。ここは福岡貨物ターミナルへの貨物専用線を分岐する千早操車場の最寄だ。

Dscn3755奥にコンテナの停まっているのが操車場。元々は地上にあった香椎操車場を引き継いで、高架化後も残っているのだと言う。当時の香椎操車場は、写真左手のマンションの辺りまで線路が広がっていた由。

14時半頃まで北風に吹かれてここに留まり、一旦JRの改札を出る。私にしては珍しく

Dscn3757西鉄に乗り換える。考えてみれば西鉄に乗るのって、初めてだと思う。

貝塚まで乗り、ここから

Dscn3760こんな古い橋の袂まで歩いていく。ここでも北風に吹かれながら、17時過ぎまで粘ってみる。写真が成功していたら、ここでの成果はご説明する予定でいる。

西鉄で千早へ戻り、JRに乗り換えて博多へ17時40分くらいに帰ってきた。

博多最後の晩なので、とんこつラーメンの店を捜し歩いた。見つけた店は結構いい味で満足!

4日目(11月7日)

相変わらずで、のんびり起きる。今日は帰り道になるが、いつものように素直には帰らない。寄り道だの何だのして戻る。

博多を9時20分発の「ゆふいんの森1号」に乗る。これに乗りたいからのんびり起きになったのだ、と言い訳してみる。因みに

Dscn37691こういう気動車。2年前に鹿児島線を撮影した帰りにも「ゆふいんの森」に乗っているが、そちらはⅠ世で、 今日のはⅡ世と呼ばれる車両だ。正式にはキハ72型と云うそうで、前回との微妙な違いがお判り頂けるだろうか。

定刻に発車し、竹下の車庫や南福岡電車区を見下ろし走り、久留米から久大線に入る。前回も話題にした善導寺付近の苗木畑をこれまた見下ろして走る。

Dscn3773苗木も紅葉が始まって綺麗に見える。この苗木畑では800種類に及ぶ木々が育てられているそうで、全国一の規模を誇ると車内案内が入る。

私の持っている「周遊きっぷ・北九州ゾーン券」では日田までしか乗れないが、次の停車駅の天ケ瀬まで乗ることにしてある。乗車券も別途買ってある。

天ヶ瀬は既に大分県で、この県の温泉と言えば別府が筆頭格だろう。然しこの天ヶ瀬も温泉街として知られており、駅前に出るとぷ~んと硫黄の匂いが漂っている。嬉しいことに駅出口の横に

Dscn3776かような有難いものが湧いている。折り返しの列車まで30分あるので、束の間の「温泉気分」に浸る。後から気付いたが駅から徒歩1分の場所に「駅前温泉・入湯料100円」もあるので、1時間くらい時間が取れれば、是非オススメだ。

日田へ折り返し、これまた前回の時のように日田彦山線に乗り換える。これで田川後藤寺まで至る。

先月の旅行で伯備線から見える棚田をご紹介したが、日田彦山線からもかなり雄大な棚田が見られる。場所はアーチ橋で有名になっている大行司駅の近辺だ。

Dscn3794こちらの方が上から見下ろせるから、棚田の美しさが際立つかも知れない。棚田だの温泉だのと、40代の人間がこんな渋いものに大騒ぎしていては、60歳になった暁には渋茶でもすすって水墨画などを愛でるようになる可能性がある。

でもって。

ゆっくりできるのは、ここまで。田川後藤寺からは怒涛の乗継が2回続く。具体的に時刻を書くと

田川後藤寺13時15分着/13時19分発-後藤寺線-新飯塚13時39分着/13時43分発-筑豊本線-

となる。これは新飯塚での写真。

Dscn3801左手に見えるのが今まで乗ってきた後藤寺線の列車、右から入ってきたのが筑豊本線の列車だ。田川後藤寺から日田彦山線経由でも九州の出口・小倉へは行けるけれど、昨日書いた香椎線同様15年以上乗っていない後藤寺線に乗ろうと企んだ結果、かような忙しいことになった。
もっとも、後藤寺線はたった20分の乗車で、覚えていたのは船尾駅付近の大々的なセメント工場だけだったけれど。

この辺りは筑豊の炭鉱地帯で、各所で嘗ては国鉄線として走っていた線の廃線跡を目にした。民営化されて20年以上、今では言われなければ「ただの草ぼうぼうの築堤」くらいにしか見えないのは残念だ。

新飯塚から乗り継いだ筑豊線の列車は、鹿児島線の黒崎へと直通する。これを乗り終えてしまえば、実質本当の「帰り道」になる。黒崎から小倉までは、快速列車で15分程度だ。あとは新幹線に乗ってしまうだけ。

大判になってから集め直している入場券を小倉でも買い、コレクションが大幅に増えた。

Dscn3806

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コメント

お帰りなさい。
「うみ」ひらがなで見てしまうとなんだか、童話の中の駅の名前みたいです。「うみ」駅「やま」駅「まち」駅なんだかその仲間に見えませんか?
現像後の、「秋の九州」レポートお待ちしております。

投稿: suzuran6 | 2012年11月 8日 (木) 09時11分

こんばんは。
お疲れ様でした。
楽しんで来られたようで何よりです。

北九州も国鉄時代は蜘蛛の巣のように路線がありましたが、今はスッキリしてしまい、淋しくなりましたね。
ローカルな勝田線には客車列車があってDEが機回ししていたのを思い出します。

投稿: N市のT | 2012年11月 8日 (木) 20時12分

こんばんは
九州の旅お疲れ様でした。
学生時代に「筑豊の乗りつぶしは難しい」と同級生が言っていたくらい線路が入り組んでいたはずですが今はすっかり線路が減ってしまっていますね。
北海道も九州も炭鉱の閉山とともにヤマへ走っていた線路は殆ど無くなってしまいました。時代の流れとはいえなんとも寂しい限りです。

投稿: kattsu-mqc | 2012年11月 8日 (木) 22時19分

こんばんは。
出撃お疲れ様でした。
日田彦山線は一度乗りとおして見たいですね。
北海道では棚田は見られないので一度見てみたいものです。

投稿: vanagon714 | 2012年11月 8日 (木) 22時19分

>suzuran6さんへ
戻って参りました。
「うみ」駅、言われてみれば……ですね。私は時刻表で「宇美」と覚え込んでしまってから出掛けたので余り深く考えたことはありませんでした。
ちょっとメルヘンチックですよね。
天候に翻弄された面もありますが、どんな画像が出来上がってくるか、私自身楽しみにしております。

投稿: suzuran6さんへ | 2012年11月 9日 (金) 22時39分

>N市のTさんへ
こんばんは。
お蔭様で、乗り鉄も含めて存分に楽しんで参りました。
後藤寺線や香椎線は、本当に久し振りで「そうそう、こんな景色だっけ」と一人で感慨にふけっておりました。

仰るように残ったのは筑豊本線を除けば、今の後藤寺、香椎両線と、日田彦山線ぐらいでしょうか。宇美駅などは勝田線と香椎線と駅の場所が違っていたりして、複雑さに輪をかけていました。
私が乗った頃は、上山田線で辛うじて50系客車だった記憶があります。あとは皆、気動車化されていました。

投稿: N市のTさんへ | 2012年11月 9日 (金) 22時50分

>kattsu-mqcさんへ
こんばんは。
筑豊地区は本当に複雑に路線が入り組んでいました。昭和59年春にかなり乗ったのですが、それでも乗り残しが出てしまったものです。気動車の運用も複雑で、一旦降りた列車を別の線経由で行くと、また乗れたりして面白かったのを覚えています。
道内でも道央地区の炭鉱路線が多く消えていきましたね。私も筑豊地区と道央地区の炭鉱路線は、頭の中で路線名がこんがらかったりしています。
懐かしくもあり、寂しくもあり、です。

投稿: kattsu-mqcさんへ | 2012年11月 9日 (金) 22時57分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
お蔭様で、色々と楽しんで帰って参りました。
マトモに残っているのは日田彦山線くらいなものですので、通して乗られる機会を持たれるといいと思います。
偶々棚田の辺りは九州北部豪雨の影響もあって、徐行する場所が何ヶ所かありました。刈り取りは済ませてある所が多かったので、被害は少なかったのかなと邪推しております。

投稿: vanagon714さんへ | 2012年11月 9日 (金) 23時02分

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