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2012年4月17日 (火)

雨の烏山線を1往復

先日の旅行記で、後日別掲とするとした烏山線の往復乗車を振り返ろうと思う。

宿泊地の小山から宇都宮までやって来る。宇都宮では

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レトロ塗装になった日光線の方が有名かも知れないが、烏山線の列車も多くが宇都宮を帰着点としている。

中途半端な時間に起きたので、今度の烏山線は10時41分まで待たなければならない。待ち遠しい思いで待っていると、独特のカラーのキハ40が入ってきた。

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キハ40の1000番代で、車内は残念ながら

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ロングシート化されている。1000番代は烏山線専用の改造車両なのだ(1両だけ、何故か秋田に配属されている車両があるが)。

東北線の接続待ちで、少し遅れて発車。2駅、東北線を下り、宝積寺からが烏山線となる。

宝積寺で東北線との分岐を終えると

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俄かにローカル色が濃くなる。窓外も、のんびりした風景に様変わりする。

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田畑が目立つのは、ローカル線の宿命みたいなものだ。

乗車した4月11日時点で、宇都宮では桜がほぼ満開状態だったが、2つ目の仁井田だったかで駅の桜を見たら

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まだ殆ど蕾の状態だった。そんなに勾配を上った感覚はないが、桜の花は嘘をつかないから、そう云うことなのだろう。

宝積寺から4つ目が

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「おおがね」で、縁起駅名として有名なところだ。ここで、上り列車との交換もある。

烏山線では、起点の宝積寺、この大金を絡めて、各駅を七福神に見立てて演技担ぎをしている。列車のサボ面にも

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こんな感じで七福神が描かれている。

小塙・滝と駅を過ぎて、7つ目が終点の烏山になる。実質の所要時間は35分程度、20キロ強のローカル線なのだ。

終点・烏山に停まるキハ40。

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折り返しまで1時間弱の時間がある。昼時も近いので雨の駅前を眺めると

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こんな暖簾と「営業中」の文字が目に入った。迷わず直行する。

かき揚そばを頂く。

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値段は340円と、駅そばと変わらない。スタンド方式だし、駅そばの一種?と思って営業主体者名を探したら、こんな張り紙を見つけた。

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つまるところ、JRバスのそば屋なのだ。実質、駅そばと変わらない。

さて、話は再び烏山線に戻るが、この烏山は国鉄時代に“元祖・ミステリー列車”が運転された時の終着駅でもあった。上野始発の12系による列車で、宇都宮まではEF65PFが、宇都宮から先はDE10か15かが牽引した。鉄道雑誌にも大きく取り上げられた。

その時に雑誌で見た、駅舎の写真が今も脳裏に焼きついていて、青い屋根の駅舎が印象的だった。現在も

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殆ど当時と駅前が変わった印象はない。あれは1979年のことだったと思うから、30年以上変わらぬ姿を保っているということだ。

ただ、構内は

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いつの間にか機回し線が剥がされている。現在はキハ40による運行が日々行われているだけだから、不要な機回し線は姿を消してしまったらしい。

単調な記録に過ぎないが、2012月現在の烏山線はこんな感じだった。個人的には1990年に撮影に訪れているから22年ぶりになるが、記憶以上に山間に入った感じがあったこと、そして小さいながら機回し線廃止の変化があったことが、印象に残った。

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コメント

烏山駅の駅舎の形態、は駅の基本パターンなんでしょうね。
車寄せがありそこから駅前通りが伸びているパターン‥

なぜ「駅そば」が「駅の側」なんでしょうかね?
国鉄バスのターミナル的な機能でもあったのでしょうか?

のどかな雰囲気にC11などが煙を吐きながら到着すると‥
いいなぁ~

投稿: suzuran6 | 2012年4月18日 (水) 12時43分

こんばんは。

烏山線の辺りは行ったことがないのですが、WEBで地図を見てみますと沿線には
ゴルフ場がけっこう多いですね。

桜の開花で宇都宮とは結構タイムラグがあったんですね。

乗車されたキハ40の車内の写真に整理券発券機が写っていますが、ワンマン列車と
いうことですか。

入られた蕎麦屋さんも17時半で営業終了ということは夜は人気のない場所なのか、
と思いました。

ところで、烏山線の起点の「宝積寺」って難読駅に含まれるのかどうかがイマイチ
微妙なとこかな、という気がします。

投稿: 東上線-副都心線一利用者 | 2012年4月18日 (水) 20時55分

烏山線には国鉄色のキハ40がいますね~。
昔、仁井田の駅にはキリンビールの岐線があってたくさんのハワムが並んでいたのを思い出します。
桜の木の前のスペースは線路を剥がした跡でしょうか。

烏山駅の機回し線は廃止になってしまったのですね~。
数年前までDDが12系を牽いて来いたのがなくなったので、そういう事だったのですね。

投稿: N市のT | 2012年4月18日 (水) 23時06分

こんばんは。
烏山駅舎いいですね~
青い瓦屋根がなんともいえません!
何かほっとする駅前の雰囲気ですね。

キハ40のロングシート、こちらでも札沼線用にありますが、
とにかく長い長いロングシートですよね。
空いているとどこに座るか迷っちゃいそうです(笑)

終着駅に機回し線が無いというのは何か寂しい気がしますね・・・
せめて模型ではC11あたりが機回しする風景を再現したいものです。

投稿: vanagon714 | 2012年4月18日 (水) 23時27分

>suzuran6さんへ
烏山駅前は国鉄型終着駅の、基本パターンですね。
記事には書いてありませんが、すぐ近くにJRバスの車庫がありました。以前訪れた時にはバスの発着がある程度あった記憶です。

普通、駅そばは鉄道側が受け持つものですが、ここでは珍しくバスが受け持っていました。なので、駅舎内になかった訳です。バスに駅そばが引き継がれたケースは余り見たことがありませんね。

こういう駅には、大型の蒸機ではなく、C11辺りのミニロコが似合いそうですね。

投稿: suzuran6さんへ | 2012年4月18日 (水) 23時50分

>東上線-副都心線一利用者さんへ
こんばんは。
仰せのように沿線はゴルフ場が多くあります。22年前に撮影した時、とあるゴルフ場のとっつき道路から俯瞰撮影したことがありました。
ゴルフ場が多い=少し山間、とのことで宇都宮より桜が遅かったのでしょうね。

正直申して、以前より人気のない地域になっていました。整理券はワンマン運転用です。乗車した列車もそうでした。そば屋が早く閉まるのも、夜間人気が少なくなるからでしょう。

宝積寺は、うーん……あの程度で難読駅とはあまり思えませんが……。「特牛」や「原当麻」などに比べれば、簡単な読み方と思います。

投稿: 東上線-副都心線一利用者さんへ | 2012年4月18日 (水) 23時59分

>N市のTさんへ
私も「国鉄色風」のキハ40が来るのを期待していたのですが、残念ながら宇都宮の車庫でお休み中でした。

昔の仁井田を知らないのですが、国鉄時代はそういうことだったのですね。線路から桜の木までは大分距離がありましたから、多分、線路を剥がした跡だと思います。

長い間訪れていなかったのですが、烏山の機回し線は知らない間になくなってしまった感じです。客車による臨時列車などの入線は、今後ない、との前提で剥がしてしまったのでしょうね。

投稿: N市のTさんへ | 2012年4月19日 (木) 00時08分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
青い瓦屋根は、あの駅のトレードマークのようなものでしょう。
ずっと昔から変わらないでいる姿、いいものですね。「驛前」の文字が頭に浮かびます。

キハ40は扉と扉の間が長いですから、ロングロングシートになってしまいますね。そうそう、そちらにも番台は異なれど在籍していますね。私も乗り込んだ時、どこに座ろうか一瞬迷ってしまいました。

機回し線さえあれば、模型の終着駅として使えそうな雰囲気を保っていましたが、無くなってしまったのは残念です。
現実ばかり見ているので、たまに模型で空想の世界が作りたいなぁと思ってしまいます。

投稿: vanagon714さんへ | 2012年4月19日 (木) 00時19分

こんにちは。恥ずかしながら私、烏山線行った事ありません。親の実家行くのに宇都宮は数え切れないほど行った(夜、酔っ払って電車で寝てしまい行った事も)のでいつでも行ける感じがしてしまいます。
ミステリー列車、これこそ元祖をお教えしますよ。使用車両は155系。始発は上野の高架ホーム。北に向かうと思ってたらなんと南下。東京通り過ぎて品川で停車。「運転士がどっち行こうか悩んでます」の放送の後、山手貨物線へ、新宿で停車後向きかえて中央線総武線通って鴨川までです。これなかなかでしょう。どうもこの後は、この面白さが感じられなくて、、、

投稿: すーさん | 2012年4月20日 (金) 15時59分

こんばんは
道外はほとんど訪れたことがありませんで、いつも初めて見る景色を興味深く拝見いたしております。

桜の咲き具合と同じく、こちらでも駅2つも移動すると雨が雪になっていたり、濡れている路面が凍結していたりするのはわずかな標高や地形の差によるものなんでしょうね。

投稿: kattsu-mqc | 2012年4月20日 (金) 20時48分

>すーさんへ
こんばんは。
烏山線は行かれたことがないのですね。
近いと思うとついつい行きそびれる場所って誰しもあると思うのですが、すーさんにとってもそんな場所なのかも知れませんね。
私も地元のM鉄電車で乗っていない線が結構ありますから……。
元祖ミステリー列車は、然様なコースだったのですか! 155系を使ったということは昭和30or40年代でしょうか? 〆の字の如く一旦通った秋葉原をクロスして鴨川まで行くルートは、かなり興味が湧きますね。今ではそこまでやってくれないでしょうねぇ。

投稿: すーさんへ | 2012年4月20日 (金) 22時07分

>kattsu-mqcさんへ
こんばんは。
あまりご存知でない道外の記事ばかりで済みません。関東圏でもこんなのんびりした路線があると思って頂ければ、よろしいかと思います。

僅かな地形や標高の差で、気候ががらりと変わることはどこでもあるようですね。烏山線では標高差をそれ程感じていませんでしたが、考えてみれば気動車のエンジンがずっと唸りっ放しだったなぁと後から気付いた次第です。

投稿: kattsu-mqcさんへ | 2012年4月20日 (金) 22時15分

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