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2011年10月26日 (水)

宗太郎越えと九州新幹線の旅(3・4日目)

3日目(10月25日)

今日はちょっと遅めに起きる。宗太郎の一駅手前、市棚までの区間列車が7時51分にあり、それに間に合えばいいのである。

8時15分に市棚に着き、宗太郎方にある踏切へ行く。特急を待ちながらカメラを出していると地元のお婆さんが「電車の写真かね。3日前に大雨が降ってから、特急も駅の構内は徐行してるわ。あんたも気ィつけんなさい」と言われる。
そう、3・4日前にこちらでは豪雨があった。こちらへ来て以来、電車が毎度4~5分遅れて運転されているが、その徐行のためだろう。よく見ると、私がカメラを構えている方向にも

Dscn2078徐行解除の標識がある。お婆さんの言っていることは正しいようだ。こう云う忠告は有難い。

ここを撮った後、駅を見下ろせる高台への地道を行くと、豪雨の爪あとがあった。

Dscn2079道路が土砂崩れで埋もれている。徒歩でなら行けるけれど、車だと通るのは困難だと思われる。

地道を降りて再び駅近くまで戻り、今度は国道へ出る。今日はこれから隣の北川駅までの5キロ弱を歩こうと思う。一日かけてのんびりなら、十分歩けるだろう。

写真を撮りながらゆっくりと北川方面へ歩を進める。昼間の貴重な貨物列車・4075レも中々の場所で構えることが出来た。車内からのロケハンよりは思いの外、撮影できるポイントが多いようである。

昼過ぎから急に風が強くなり、少々涼しくなってきた。国道と線路は「小川」という名の川に沿っており、ゆったりした流れを眺めながらの歩きとなる。

Dscn2081川沿いなので、余計風が強いのかも知れない。

ブラブラと撮り歩き、15時半には北川の駅前まで辿り着く。思ったよりも早く着いた。

Dscn2083恐らく以前は駅舎があったのだろうが、現在はすっかんぴんとしている。ホームと離れた場所に新しいトイレだけが設置されていた。

特急を駅撮りしながら、帰りの18時23分の列車を待つ。17時05分には貴重な上り方面の普通列車もやって来る。

Dscn2087列車の後部の写真なのだけれど、ワンマン列車のウテシさん、ヘッドライトも点けっ放しですぜ。

陽がすっかり落ちて、風は相変わらず止まない。流石に寒くなってきた。長袖を着て来て良かった。尤も昨日のこの時刻には、同じ長袖のシャツを腕まくりしていた。昨日と今日とでは、それ程までに気温が違う。

延岡に戻ったら、安心して気が緩んだのかクシャミが連発して出た。天気予報では明朝は冷えるそうである。

4日目(10月26日)

タイトルにあるように今回の旅行の目的は、3月に新規開業した九州新幹線に乗ることもその一つである。博多から新八代まで、3月の開業以来ずっと乗れずに気になっていた。この旅行の帰りに鹿児島中央回りで新幹線に乗って戻ろうと思う。

朝は8時29分の普通列車・宮崎空港行で出発する。

Dscn2090713

これまた九州以外の方には馴染みの薄い車両かも知れないが、713系と云う国鉄型の車両である。以前は長崎線などで九州の一般カラーで活躍していたが、宮崎空港へのアクセス車両としてこの派手な色に塗り替えられ、宮崎地区へ移って来た。

40分ほど走ると美々津で、過日のN市のTさんのブログでも紹介されていたリニアモーターカーの実験線跡が見えてくる。

Dscn2097

Tさんのブログにもあった通り、ソーラー発電に利用されている。「国際航業グループ」との看板が付けられていた。

10時過ぎに宮崎に着き、ここで鹿児島中央行の特急「きりしま」に乗り換える。

Dscn2098787

昨日まで撮影していた特急「にちりん」でも787系は使われていたが、「リレーつばめ」の役割を終えた今は、すっかり日豊線の列車として定着している。10時18分、定刻に発車。

宮崎以南の日豊線は6~7年前に何度か訪れて撮影している。懐かしい車窓をあちこちで散見する。霧島連山も今日は綺麗に見えた。12時を回る頃からは反対側の車窓に鹿児島のシンボル、桜島も見える。

Dscn2104

今日は頂上付近が噴煙で、少し曇っているようであった。12時半前、鹿児島中央着。

ここで昼食時間を取ってある。とんこつラーメンを食べて、まだ少し時間があるので新しくなった駅前などを少し撮ったりしてみる。鹿児島の市電も見えたりして

Dscn2113

南の街を実感する。

さて、そろそろ時間なので新幹線ホームに入ろう。vanagon714さんが先日ご出張で「みずほ」に乗られた由だが、私は折角初めて乗るのだから鹿児島中央から新大阪まで、博多での乗換えなしで一気に乗り通してみたいと考えていた。その結果、伝統あるネーミングの

Dscn2123

こちらで戻ることにした。新大阪直行の「さくら」だと、新八代は通過してしまい「未乗区間」の開始が判り辛い難点はあるが、博多での乗換えをなくそうとするとこの選択肢しかないので止むを得ない。

Dscn2116n700

ロングノーズと言い、

Dscn2114

「九州/西日本」のロゴと言い、N700系の7000番代は何かと好印象である。おまけに指定席車だと座席が2+2の4列だから、実にゆったりしている。vanagon714さんのブログに「これだけゆったりしていれば長時間乗っていても疲れないだろう」と書かれていたが、まさにその通りである。

13時34分に発車し、あっと言う間に250Km/h運転になる。時刻表から推定するに、14時12分頃に新八代を通過するはずだがと思って見ていると、ほぼ予想通りにトンネルを抜けたところで速度が落ち、「新八代」の駅名標がはっきり読めた。いよいよ、である。

熊本・久留米と停まる。熊本は元々車両基地のあった所に新幹線の駅を作っているから、在来線の様子は随分変わっているだろう。だが、防音壁で変貌の様子などは見られない。トンネルも多く、外の様子があまり伺えないのは残念に思う。

あれよあれよと言う間に車内アナウンスが「まもなく博多に到着します」と言う。竹下の気動車基地を見下ろしたら、もう博多の駅へ電車は滑り込んだ。

Dscn2130

こう云う映像を私は見たかったのだ。然も、ここで乗り換える必要はない。乗り続けられる。新幹線網の発達は凄いことだと思う。

これ以上書いていたら、皆様にもウンザリされると思うので端折ることとするが、新大阪まで4時間10分乗っていても、確かに疲れなかった。それに、さっき歩いたホームが鹿児島なのに、次に降りたホームが大阪と云うのは目新しい気分になる。

新大阪から2+3列シートの「のぞみ」に乗り換えたら、やはり窮屈な気分は否めなかった。人間、楽な思いには直ぐ慣れてしまうものである。

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コメント

こんばんは。
九州遠征お疲れ様でした。
土砂崩れは怖いですね。
北川駅の跨線橋は雪が降らないとはいえ屋根が無いのは寂しいです。
新幹線「さくら」は「みずほ」とまったく同型の車両ですね。
ほんとうに快適な車両ですよね~(^^)
ブルトレ時代は西鹿児島行=「はやぶさ」「富士」でしたから、
長崎行の愛称だった「さくら」「みずほ」が使われるのも何か不思議な感じです。
4列指定席、私は2時間ちょっとの乗車でしたがもう少し乗っていたかったので
4時間くらいはちょうど良いかもしれません。

投稿: vanagon714 | 2011年10月27日 (木) 00時22分

vanagon714さん、おさかなさんの長距離列車の旅を見ているとうらやましいですね…
毎日通勤で1時間近く電車に揺られているのですが、違いますね。
ちょっと遠乗りの計画でもたててみます。

投稿: suzuran6 | 2011年10月27日 (木) 08時31分

>vanagon714さんへ
有難うございます。お蔭様で無事戻って参りました。
記事には掲載しませんでしたが、もっと手前でもう少し大きな規模の土砂崩れ現場がありました。ただそこは既にブルドーザーが入って土砂を片付けている最中でした。自然の脅威を目の当たりにすると呑気に旅行している自分が少々身勝手な存在に思えます。
「さくら」「みずほ」「はやぶさ」、何れも自分が本格的に鉄道を覚え始めた頃には、現在の列車と違う行先でした。伝統の愛称が復活するのが嬉しい反面、行先に対して少し「??」を感じることも確かです。
今回旅行した範囲は、雪が殆どないことに加えて利用者も少ないからでしょうか、屋根なしの跨線橋ばかりでした。無人駅では屋根の設備の費用も勿体ないと云うことでしょうか。
2+2列シートは癖になりそうです。これから九州へ赴く際は、出来るだけ新大阪で乗り換えるようなプランを立てたいと思います。

投稿: vanagon714さんへ | 2011年10月28日 (金) 00時14分

>suzuran6さんへ
1泊でもされると関東圏からはかなり遠くへお出掛けになれると思います。奥方様に「ちょっと……」とご許可を頂かれて、新幹線でビュッと行かれると結構遠距離旅行が実現できると思います。
北川駅で列車を待っている時、ふと武田鉄矢の「思えば遠くへ来たもんだ」の歌が脳裏を掠めました。

投稿: suzuran6さんへ | 2011年10月28日 (金) 00時23分

雨の直撃・被害を受けなくて良かったですね。
九州はfishがたくさん泳いでいるので、私はモロに受けてしまいましたからねcrying

日豊本線もここまで来るとローカルな雰囲気が出ていて、まったりとしていて気が休まりますね。
いすれゆっくりと★を片手に貨物の撮影をしたいところです。
成果のUP楽しみにしています。

投稿: N市のT | 2011年10月28日 (金) 21時27分

>N市のTさんへ
もう3日早く出掛けていたら、雨の直撃を喰らっていたようです。ある意味、日程を縮小してよかったのかも知れません。
Tさんはそうでしたね~、大雨にやられてしまいましたよね。fishが大量に泳いでいるようです。
宗太郎越えの区間は本当にのんびりしていて良かったですね。延岡の駅前に美味しい居酒屋さんもあって、★と撮影の両方が楽しめました。
行きつけのプリント屋さんが臨時休業していたので、成果のアップが少し遅れそうです。気を長くしてお待ち下さい。

投稿: N市のTさんへ | 2011年10月28日 (金) 23時05分

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