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2011年6月22日 (水)

道央地区イロイロ旅行(5~8日目)

5日目(6月19日)

前日に引き続き、6時20分頃に起きる。今日は札沼線の末端部分・一日3往復しかない区間を撮る予定なので、7時02分の札沼線・石狩当別行を逃すととんでもないことになる。

前日もお世話になったvanagon714さんが、同じ列車で石狩当別まで同行してくださることになっている。ホームの約束した場所で、無事に落ち合う。

当別までは40分余かかっている筈だが、vanagonさんの貴重なデジタルコレクションを拝見している内に、もう当別に着いていた。私はこれから先の新十津川行きキハ40 400番代に乗り、vanagonさんはホームにてそれを撮影しがてらで、お別れとなる。

さて、私は1時間以上乗った於札内で降りる。特別な景色ではないが

Dscn1685水田を前景にしたのんびりした場所で、自分の折り返し列車を撮る。

10時前にそれを撮ってしまうと、次は12時過ぎまで列車がない。一駅手前の鶴沼付近までゆっくり歩こうと思う。

今日も好天で、次第に暑くなってきた。線路は鶴沼まで短絡しているので営業距離は1.8キロになっているが、道路は迂回しているので3キロ近くを歩く。日頃の運動不足がたたって足首が痛い。

予定していた撮影地に着き、また三脚を構えて暫く待つ。

Dscn1689こんな雰囲気のいい踏切が間近にある。

この付近で上下列車を撮り、早起きが続いて疲れてもいるので、浦臼行きの中央バスを待つことにする。ここだと列車は18時過ぎまでないが、浦臼まで戻ると16時過ぎの石狩当別行きがあり、乗り継ぎで札幌へは18時前に戻れる。

バス停の名は

Dscn1691だが、市街地らしいものはなく商店もない。私は愚かなことに昼食を買い忘れてきた。辛うじてジュースの自販機はあったので、缶コーヒーを飲んで粗末な昼食代わりにする。

2時間近くバスを待ち、浦臼へ戻って予定通りに札幌へ帰ることとする。今日は北海道医療大学が学園祭らしく、日曜日なのに同駅から学生がどっと乗ってきて、当別までの一駅間だけだが単行のキハ40は満員になった。

当別からは貴重なキサハ144に乗って札幌まで戻れた。ラッキー!

6日目(6月20日)

今日はゆっくり起きる。取り敢えず小樽に近い朝里まで行って、海岸沿いの写真を撮る予定でいる。朝里へは9時20分頃に着く。

天候が少し怪しいが

Dscn1694こんな感じの場所で三脚を構える。1時間ほどゆっくり撮影する。

さて。

前記事でのhamusutarさんのコメントでも書かれているが、今日の12D(オホーツク2号)で白ボウズが札幌へ戻ることが確定している。札幌到着後に手稲まで回送されると他の方からも伺っていたので、私は反対ホームからでも撮影条件のいい発寒駅を白ボウズGETの場所として選んだ。被られたら仕方ないと覚悟の上ではある。と云う訳で、朝里から発寒まで戻る。

回12Dの発寒通過時刻は、私には判らない。ただ、12Dの札幌到着時刻や前後の列車から、推計することは出来る。

ほぼ予想通りの時刻に、札幌方から183系らしいヘッドライトが見えてきた。幸い被られそうな列車も来ない。雨がパラつきそうな中、後追いで白ボウズを「カシャリ」。嬉しかった。

この後、以前から気になっていた岩見沢の向こうの峰延付近へ赴く。雑誌に「いい撮影場所がある」と書かれていのだ。ここで、14時過ぎから15時半頃まで居つく。

少し早いがこれで札幌へ戻ることとする。実は12Dの返しで17D(オホーツク7号)にも白ボウズがついている可能性がある、と皆様から聞かされていたのだ。17Dは札幌を17時30分に出る。多分、17時20分には入線する筈だ。17Dが停まる札幌駅9番線の対面、8番線で待つこと暫し……ホームの案内放送と共に入ってきたのは

Dscn1707ご連絡下さった皆様、有難うございます!! お蔭様です!!

ただ、白ボウズを堪能しすぎて、もう一つ落とし穴があることには気付かなかった。17Dの発車を見送っていると「キロ9」が連結されているではないか。思わず「しまった!」と声が出た。

まあ、これは自分のミスだから止むを得ない。内地の人間が白ボウズをGET出来ただけでも良しとしなければいかんだろう。

撮影した後、vanagon714さんオススメの駅構内そば屋「蕎麦紀行」で、一人、祝杯を挙げた。

7日目(6月21日)

道内最終日となる今日は、例によって乗り鉄で過ごすことになっている。取り敢えずは9時06分発の「フラノラベンダーEXP」で根室線経由・富良野まで行く。使用される車両は

Dscn1717

これですな。今回は1号車の先頭席を押さえてある。

滝川までは函館本線を行くが、そこからは根室本線に入る。途端に列車の速度が落ちてローカル線に入った雰囲気になる。もっとも根室本線は石勝線開通前は道東へのメインルートだった。「ローカル線」などと言うと昔を知る方からお叱りを受けるだろう。

……だが、現実は仕方ない。芦別ですれ違った列車は

Dscn1724

紛れもなく単行列車であった。

富良野では5分乗り継ぎで、釧路行の普通がある。例の「滝川発釧路行・日本一長距離の定期鈍行列車」だ。以前乗った時は普通のサボだったが、いつの間にか

Dscn1726

こんな注釈入りのサボに替えられていた。これで帯広まで赴く。私の持つ切符で行ける東限が帯広であるのと、帯広名物「豚丼」を食べるのが帯広行きの理由である。

4人BOX席を独り占めし、窓を開ける。富良野からは狩勝峠に向かうので、徐々に窓からの風か涼しくなる。窓外は今日も晴天で

Dscn1729

木々の緑はまだ若く見える。職場の同僚は今頃、暑い名古屋でハンドルを回しながら汗をかいている筈だが、今の私には彼岸のことである。

3時間ほどをかけて帯広に至る。流石に峠を越えると少し暑い。

さて、帯広に着いたからには「豚丼」だ。ネットで下調べした店は『昼過ぎでも行列の出来る店』とあったが、幸い14時も回っていたので店は空いていた。「並を」、と知ったかぶりの口調で注文する。

そして、

Dscn1732

出てきましたね~♪♪ 

ただ、私は油ギトギトの味を想像していたが、くどくなく実にあっさりしている。こんなくらいなら特盛りでも注文すればよかった。

札幌への戻りは、16時05分のスーパーとかちの予定である。豚丼一杯くらいはあっと言う間に食べてしまうから、時間が余った。駅舎を出て、外の風を浴びてみる。

高架になった帯広へ来るのは何度目かな、と思いながら駅前のベンチに腰掛ける。腹もくちくなって初老の猫みたいにウトウトしかけた時に、目の前の物に気がついた。

Dscn1734

何度か来ているのに気付かなかった。地平ホーム時代の線路が一本だけ残してあるのだ。何番線の位置に当たるかは判らないが、粋な計らいをするものだと感心する。

もう待ちきれなくなって早目にホームへ入る。持参の時刻表を見ると15時41分着の列車が折り返すらしい。待つ内に車内清掃員が出てきてホームに並んだ。定刻の到着かと思っていると清掃員の方たちが「15時の列車が定時に来るなんて珍しいな」なんて言っている。JR北はどんなダイヤの組み方をしているのだ?

あ、そうそう、帯広では一瞬ではあるが

Dscn1759

こんな車両も見れた。今回は何かとツイている。

今度は石勝線回りで帰る。札幌までは2時間半ほどの道のりである。

定刻に札幌へ着き、ここで22時の「はまなす」に乗るのが帰りの道程だ。また時間が余るが、有難いことにtunnel_no2さんから「夕食でもご一緒しませんか」とお声掛け頂いている。ホームで落ち合って、早速、駅下の居酒屋へ連れて行って頂く。

鉄道の話、学生時代の思い出話などしていたら、もう時計が21時40分を指している。「じゃあ、そろそろ」とホームへ上がる。

「はまなす」は何度か乗っているが、何れもB寝台ばかりに乗っていた。今回は一度乗りたいと思って

Dscn1760

これの指定券を取ってある。tunnel_no2さんも車内は初めてご覧になるそうで、ちょっと徘徊していたら発車のベルが鳴った。

新札幌の停車は覚えているが、次の南千歳はもう記憶にない。それだけ充実した一日だったのだろう。tunnel_no2さん、有難うございました。

8日目(6月22日)

5時20分頃、車掌のアナウンスで起こされる。定刻で走っているとの由。時刻表通り、5時40分に青森へ着く。

遅れも想定して、新青森からの新幹線は時間に余裕のある列車を取っている。ホームで早朝の列車を眺めながら過ごす。

青森~新青森は、自由席なら特急券なしで特急に乗れる特例がある。然し私は6時29分の青森始発・新青森行き普通列車で新青森まで行く。時刻表には僅か一駅の列車が掲載されている。701系であることは想像に難くないが、

Dscn1766701

青い森鉄道に移管された車両での運用だった。この列車は新青森から折り返しで青い森鉄道経由・八戸へ行くらしい。

東北新幹線は、7時32分の「はやて116号」だ。現在、東北新幹線は震災後の暫定ダイヤで、新花巻から宇都宮辺りまで徐行運転をする。通常ダイヤよりちょうど1時間余分にかけて東京まで着くが、震災から僅か3ヶ月で新幹線に乗れることを有難く思わねばならぬだろう。

徐行区間では、まだ屋根を修復するビニールシートを掛けた民家を何軒も見た。改めて地震の恐ろしさを実感する。

さあ、長々と書いたから、東京からは省略しよう。何しろ、東京も晴れ、名古屋も晴れで、とうとう8日間一度も傘を使わなかった。やっぱり、ツイている!

尚、旅行記で触れなかった4日目(6月18日)のことは、後日改めて別掲とさせて頂く。また一々お名前は記さないが、今回も多くの皆様にお世話になった。この場をお借りして、厚くお礼申し上げる次第である。

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コメント

こんばんは
長旅お疲れ様でした。短時間ではありましたが撮影もご一緒させていただきありがとうございました。
今回は天候も車両にも恵まれてリベンジ達成ですね。

投稿: kattsu-mqc | 2011年6月22日 (水) 23時02分

こんばんは。
北海道出撃お疲れ様でした。
念願の白ボウズくん、ついにゲットですね!
しかもキロ9付とは驚きました。
もうこれで北海道はネタがないなあ・・・などと思わないで
またのご来道お待ちしてますね(^^)

投稿: vanagon714 | 2011年6月22日 (水) 23時41分

>kattsu-mqcさんへ
こんばんは。
お蔭様で無事に戻って参りました。
短い時間ながら充実した撮影がご一緒できて、大変有難く思っております。
ここまで天気に恵まれたのも初めてです。車両も然り……。
仰せの通り、リベンジが果たせました。

投稿: kattsu-mqcさんへ | 2011年6月22日 (水) 23時51分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
お蔭様で色々と充実した旅行が出来ました。何かまだ頭がぼーっとしています。
白ボウズくん、よくぞ稼動してくれたものです。運が良かったとしか言いようがありません。
キロ9をしくじったので、まだまだネタはありますですよ(苦笑)。
これに懲りずに、またいつの日か、相手をしてやって下さい。
有難うございました。

投稿: vanagon714さんへ | 2011年6月22日 (水) 23時56分

5日目に浦臼までバスに乗られたとのことですが、これ元はJR北海道バスの路線でした。
2003年春にJRバス滝川営業所が廃止された時に中央バスが引き継いでいます。
写真にあります停留所の年季の入った看板は、どこかから流用したものと思います。

あと豚丼が帯広の名物だとは実ははじめて知りました。私はN市在住時
には結局一回も「矢場とん」に行きませんでしたし…。

投稿: 東上線-副都心線一利用者 | 2011年6月25日 (土) 20時42分

お疲れ様でした。
今回は天候にも恵まれ念願の白ボウズも確保出来て良かったですね。
帯広に行ったら「豚丼」ですね~。
よだれが出て来ます。


投稿: N市のT | 2011年6月25日 (土) 23時01分

こんばんは
お疲れ様でした。
念願の白ボウズゲットおめでとうございました。
その後15日(水)にはN183に差換えられたので本当に良かったです。
今度ご来道の際には是非ご一緒させていただければと思います。

投稿: hamusutar | 2011年6月26日 (日) 20時22分

>東上線-副都心線一利用者さんへ
そうでしたか。JHBや中央バスのことはあまり詳しくなくて、兎も角「鶴沼から浦臼へ出られる路線」をネットで検索して出た結果がこれでした。
周遊きっぷを使っているので、滝川からバスに乗るよりはこの方がJRの利用が多くなると、それだけの理由でこんな手段を取りました。

豚丼は私も他の方のブログで知りました。名古屋だとすぐに「味噌カツ」と言われそうですが、井の中の蛙にならないようにしたいと思っています。

投稿: 東上線-副都心線一利用者さんへ | 2011年6月26日 (日) 22時02分

>N市のTさんへ
思えば青森駅でのTさんとの出会いが、全てのラッキーの発端でした。偶然って重なるとこんなもんなんですね。改めて御礼申し上げます。
殊に白ボウズは「緊急情報」が皆様から発令され、私も当初予定を組み替えての撮影となりました。でも、その甲斐あってこのような結果となっています。取り敢えずの心残りはなくなりました。
豚丼も今回の旅行の目的の一つでしたので、堪能できて嬉しかったですよ (^ ^)

投稿: N市のTさんへ | 2011年6月26日 (日) 22時10分

>hamusutarさんへ
こんばんは。
白ボウズの第一報はhamusutarさんからのものでした。その後皆様からもご連絡を頂いて……。本当に有難うございました。ご連絡がなければ、知らずに帰っていたと思います。
オホーツクの編成はこまめに切り替えられるのですね。しくじったキロ9は回12Dにはついていませんした。手稲で組成を替えることがままあると判りました。
今回はお会いできませんでしたが、次回以降、また是非よろしくお願いします。ケータイを持たぬ古代人間ですので、どなたかを通してご連絡させて頂きます。

投稿: hamusutarさんへ | 2011年6月26日 (日) 22時23分

遅くなりましたが、お疲れ様です。
撮影にはお供出来ませんでしたが、楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございます。キロ9情報はとてもありがたかったです。
今度はこちらからそちらへ伺うと思いますのでよろしくお願いします。
・・・豚ドン食べに行きたかったです・・・・

投稿: tunnel_no2 | 2011年6月29日 (水) 10時46分

>tunnel_no2さんへ
あの晩はお世話になりました。また、折角撮影のお誘いを頂いたのに、時間の都合がつかずにキャンセルしてしまいまして申し訳ありませんでした。
「雨天時の予備行動」なども考えていたのですが、想像以上に天気がよかったためそれらも杞憂に終わりました。キロ9も含めてまだまだ撮りたいものは色々あり、またお邪魔する機会があるかと思います。その節はよろしくお願い致します。
また、当地へお越しの際は是非ご一報下さい。時間の都合がつく限り、お付き合いさせて頂きます。

投稿: tunnel_no2さんへ | 2011年6月30日 (木) 16時44分

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