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2011年5月22日 (日)

山陰本線島根県内撮影旅行(1・2日目)

1日目(5月21日)

10時前の新幹線で、ビュッ……と言うには少々遠いが新山口まで来る。新山口から山口線経由で山陰側に出る旅程にしておいた。

新山口は宇部線との分岐駅でもあり、宇部線名物の

Dscn1436123クモハ123が停まっているのも見える。但し私はこれとは逆方向の山口線に乗るので、今回は電車を見るだけで跨線橋を素通りする。

私が乗るのは、東日本・北日本の方には馴染みの薄い187系のディーゼル特急「スーパーおき」で、

Dscn1437187 これにて山陰の江津まで赴くことにしている。 地理的には少し逆戻りする形で島根入りする。

特急の車窓で「山口県だなあ」と思わせるのが

Dscn1441黄色いガードレール。何故か山口県内にはガードレールを黄色く塗ったものが非常に多く見られる。警戒の意味が込められているのだろうが、何故に山口県に限ってかは不明だ。

あと、山陰側に近付くにつれ、石州瓦の民家が目につくようになる。

Dscn1443独特の渋い赤茶色の瓦屋根は、落ち着いた雰囲気を感じさせる。

さてと。

特急で江津まで来た。遠回りしているので、到着は15時過ぎ。江津で降りたのは、江の川の橋梁が撮りたいからである。

Dscn1445トラスの橋梁で鉄道写真向きではないが、ゆったり流れる江の川を列車が渡る姿は、一度撮りたいとかねがね思っていたのだ。

16時過ぎまでここで粘り、更にその後、少し逆戻りして下府(しもこう)付近で夕刻の列車を撮影する。18時半頃まで居ついていた。

山陰線の下り列車は暫くないので、石見交通のバスで宿泊地の浜田へ向かった。

2日目(5月22日)

深夜、外の喧騒で目が覚める。10代後半あたりだろうか、男性7~8人がホテルの前で大騒ぎをしている。時計を見ると2時くらいで、迷惑極まりない。30分以上、騒ぎは収まらなかった。

やっと静まって眠りかけたら今度は自分の足が攣って、また目が覚める。2度目の目覚めになるともうダメだ。寝つけられない。結局、外が明るくなり始めた頃、ようやく寝入ったようだ。

お蔭で8時過ぎにかけた目覚まし時計では起きられない。9時の上り列車に乗ろうとしていたが、ふっと我に帰ると8時50分。乗れる訳がない。

次の10時過ぎの列車は快速で、自分が降りる予定の駅に停まらないから予定を変更する。外は天気予報が外れて雨が止んでいるのに、つまらぬ時間の無駄遣いをした。

仁万(にま)という駅で降りる。民家も少なく長閑な駅前を過ぎると、古い石碑が目に入った。

Dscn1448碑の一部が欠け落ちて、何が書いてあるかは判らない。ただ、この辺りは石見銀山から遠くなく、何かと歴史のある地域である。地味ながら風情を感ぜずにはおられない。

地図で確かめていた場所で、昼過ぎまで撮影する。

駅へ戻って改めて駅舎を眺めてみると、さいぜん書いた石州瓦ではなく

Dscn1450青い瓦屋根になっている。まさかJR西日本のコーポレートカラーに合わせたものでもなかろうに。

昼過ぎの鈍行で、石見福光まで戻る。国鉄時代、この辺りの鈍行といえば客車を5両程度繋いだものであったが、今日乗ったのはレールバスのようなディーゼルカーの単行だった。

往路で、ある程度は撮影場所を確かめておいたが、実際に降りて歩くと徒歩20分圏内にあれこれ絵になる場所がある。そこここをウロチョロしていると、雑草のコバンソウが目につく。

Dscn1451_2名古屋近辺では見かけないが、日本海側の内地ではよく目にする草だ。母がこの草を好きなことを思い出したが、雑草を持って帰る訳にもいかないので諦める。

夕刻16時過ぎにようやく駅へ戻ってくる。ここの駅舎は石州瓦を使っていて、最近建て替えたらしい、こじんまりとしたものである。

Dscn1454駅舎に入って改めて見回すと、こんな張り紙があった。

Dscn1452ローカルな駅では最近こうした地元の方の温かい心を垣間見る機会が多い。鉄道マニアとしても嬉しい。ぜひとも末永く愛されて欲しいものだ。

昨晩の睡眠不足のために、16時38分の下りで浜田へ戻った。浜田には17時半頃着で、日の長い時期だからまだ明るくて勿体ない気がするが、眠さには勝てなかった。

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コメント

こんばんは
訪れたことはありませんが、山陰というと非電化区間に旧客のイメージが湧いてしまいます。気がつくと客車も無くなり電化区間もありでずいぶんと変わっているものと思います。
気ままな一人旅を羨ましく思いつつ、3日目以降の旅日記も楽しみにしております。

投稿: kattsu-mqc | 2011年5月23日 (月) 23時12分

>kattsu-mqcさんへ
こんばんは。

>山陰というと非電化区間に旧客のイメージ……

私もそのイメージが抜けません。西出雲以西は完全に非電化で残っていますが、レールバスのような小ぶりなディーゼルカーが主力になっています。客車がサヨナラしてから、20年近くが経っていますね。

色々と手抜きもありますが、好き放題な旅日記の後半もアップしました。ご笑覧頂ければ幸甚です。

投稿: kattsu-mqcさんへ | 2011年5月24日 (火) 21時05分

長閑でいいですね~。
普段アクセクゴチャゴチャした環境にいるので、のんびりとしていてホッとしますね。

投稿: N市のT | 2011年5月24日 (火) 21時23分

黄色いガードレールは珍しいですね。
私も80年代に山陰地方を車で旅行しましたが黄色いガードレールでは
無かったように思います。
長閑な景色は癒されますね。

投稿: vanagon714 | 2011年5月25日 (水) 00時10分

>N市のTさんへ
都会の喧騒を忘れたい時には、うってつけの地域だと思います。
大きな街もありませんから、勢い全体的に長閑な印象ですね。但しJR駅前にビジネスホテルさえない街が多く、鉄旅行では宿泊地探しに難儀します。

投稿: N市のTさんへ | 2011年5月25日 (水) 21時47分

>vanagon714さんへ
黄色のガードレールは山口県内限定のようです。初めて山口県を旅行したのが1985年でしたが、その時に気付いたと思います。
以来気をつけて見ているのですが、2000年頃から含有率(?)が少しずつ減っているように思います。また、山陰側より山陽側の方が目に付くことが多いようです。
島根県西部は派手さのない地域で、のんびりするには良い地域だと思います。

投稿: vanagon714さんへ | 2011年5月25日 (水) 22時02分

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