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2010年12月

2010年12月24日 (金)

或る曲との“再会”

例の「冤罪」の件の結論は、今しばらくお時間を頂くとして。

ここ3ヶ月ほど、You Tubeから懐かしの曲を拾い出しては、CDに録音することに凝っている。

自宅のPCからは長いコードでステレオへと繋げてあって、アンプの「LINE」端子に接続してある。それで簡単にPCの音声をCDデッキで録音できるようにしたのである。

You Tubeなるものも、探してみると随分色々と懐かしの曲がアップされているものだ。私が小学生だった頃に流行った浅田美代子さんの「赤い風船」とか、麻丘めぐみさんの「私の彼は左きき」等など、もう聞く機会もないだろうと思っていた曲が、随分いい音質でアップされている。
アップ主の方には、大いに感謝したい。

日本語の曲の場合はまだいい。大体の場合はおぼろげに、曲のタイトルや歌手を覚えているから、それらを検索語に入れてあれこれ探している内に、目的の曲に到達できるケースが多い。

だが、外国のポピュラーソングは、英語で歌っていてタイトルや歌い手が判らないものが数たくさんある。以前このブログで「'80sの洋楽にのめりこんだワケ」との駄文を書いた。簡単に書くと、1980年代には「FEN」という駐日米軍兵士向けの音楽放送局を聞いていたので、自然と好きな曲が耳に馴染んでいった、との内容である。FENは米軍兵士用だから、当然DJも英語で喋っている。何を喋っているか判りはしないが、音楽だけは自分の耳に溶け込んでいった。

最近になってそのYou Tube検索で、曲名も歌い手も不明だった曲が徐々に解明できるようになってきた。英語DJの喋っている曲名らしい単語を検索語に入れたりして、検索のコツを覚えてきたのだと思う。

だが、1曲だけ、どうしても検索のできない曲があった。1982年に少しだけ流行った曲で、カントリーミュージック系の曲である。これはカセットテープにも曲の末尾部分が少し録音してあるだけで、例の英語DJも何を喋っているか殆ど判らず、検索してみても正解に辿り着くことはなかった。
28年も前の曲だから、アップされていない可能性だってある。この曲の解明は、諦めていた。

ところが先日、検索方法を少し変えて何度かチャレンジしている内に、「あれ? 似てるっぽいタイトルの曲……」と思えるものを見つけた。映像には如何にもカントリーミュージシャンと云う感じのおっさん(失礼!)が、静止画で出ている。

Dscn0979

早速クリックしてみて、曲の冒頭部分を聞き始めたところで、私は椅子から転げ落ちた。いや、決して大袈裟を書いている訳ではない。たまたま椅子に浅く掛けていたこともあったのだろうが、腰を抜かして(私は若い癖によく腰を抜かす)本当に椅子からグニャリと転げてしまったのだ。

1982年以来、28年間探し続けていた曲が、確かにPCから流れている。懐かしい曲との再会に信じられない気持ちで一杯だった。

上の画像をご覧頂けばお判りだが、正確には

「You're The Best Break This Old Heart Ever Had」

とのタイトルで、エドゥ・ブルースと云う方が歌っておられるらしい。私は長いこと聞き違えていて

「You'd Dark Brake Dsert Hert Ever Have」

と云うタイトルだと思っていた。勿論、自分の聞き違いを想定して含まれる単語を変えてみたりしたが、この曲には辿り着けなかった。これだけ単語に違いがあっては、辿り着けないのは当たり前だろう。結局は上の写真にあるように、検索語を「haert ever have 1982」と極端に少なくすることで、正解に結びついて行ったのであった。

音楽なんて些細なことではあるだろうが、少しずつ、自分の求めているものが判っていく人生も、悪くはないものだと思うようになった。

ご参考までに、当曲のYou Tubeアドレスも添付しておく。

http://www.youtube.com/watch?v=yqP1VhenuMY

このブログをご覧下さっている方も、9割9分、ご存じない曲であることは想像がつく。マニアックな曲を捜し求める自分が、一番悪いのであろうことも、また容易に想像がつく。

***

ご心配を頂いている体調であるが、取り敢えず職場復帰はしている。ただ、人身絡みの事柄なので、全面解決にはまだ少し時間がかかりそうだ。煽りで、ブログの更新も滞りがちとなり、申し訳なく思っている。この件は結論が出次第、愚ブログにて皆さんにご報告するつもりでいる。

それから、自分の体調やこの先の予定などを考えると、この記事が今年最後の記事になりそうだ。それで、最後にもう一言。

今年一年、皆様に助けられながらここまでやって来れました。心から厚くお礼申し上げます。来るべく年も、どうぞよろしくお願い致します。
皆様も、どうぞ、よいお年をお迎えください。

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2010年12月13日 (月)

冤罪

Dscn0450

(画像はあくまでイメージです)

いつまでも隠し果せることでもないので、ここに書かなければ仕方がない。ただ、あまりに理不尽な話ではある。

10月のとある日、私はバスの車内客(仮にA氏とする)に怪我を負わせたそうだ。A氏によると、私がA氏の着席を確認せずにバス停を発車したため、A氏は座席の肘掛で尾骶骨を打ったと言う。

当日は大したことではないとA氏は思ったそうだが、翌日、A氏はに違和感を覚えたので、この事故の所為だと営業所に訴えに来た。私は仕事の途中で呼び出され、警察へ出頭して事情を話した(A氏が私のバスに乗ったという証拠はどこにもない)。警察としても、軽微な事故なので、できれば示談にして欲しいと言った。

その日から、私の担当上司が誠意を込めてA氏の下に通った。だが、1ヶ月以上結論を引き延ばされた上、結局は示談には応ぜず、私たちに過大な金額を要求してきたらしい。

私はいつも、お客様が着席したのは確認してから発車するようにしている。自分から好き好んで席に着かない方に対してはこの限りではないが、極力車内の確認には念を入れているつもりだ。

話を総合すると、A氏のバックには○ヤ系の人か、保険屋がついている模様だという。だから、どんな理不尽な話であっても、私は事故を認めて“有罪扱い”にならなければならないらしい。その方が、職場の保険を使えるから、私にも負担が軽くなるそうだ。保険を使わなければ、A氏の言う莫大な金額を、私が個人で支払わなければならないという。

とんだ冤罪である。

このブログを読んで下さっている方の中には、バス好きな方や、将来バスの運転手を目指している方もあるかも知れない。そんな方々に、私は当事者として申し上げておきたい。

『このような冤罪も覚悟の上で、バスの運転手を目指してください。』

明日、私は警察へ再出頭して、起こしていない事故を「起こしました」と嘘の証言をしてくることになっている。

***

ご心配の上塗りで申し訳ないが、私は“有罪確定”の知らせを聞かされたショックで体調を崩して、現在、仕事を休んでいる。あと数日程度で復帰できるとは思うが、残念ながら現状はそういうことである。

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2010年12月 5日 (日)

室蘭線・栗山付近の夕張鉄道跡

夕張鉄道の存在は書籍の上での知識しかないけれど、以前から興味を持っていて僅かな遺構を写真に撮ったことがある。
たまたま、vanagon714さんのブログで夕鉄の話題が出ていたので、コラボさせて頂くことにした。

私が写したのは室蘭本線の栗山駅付近で、夕鉄が室蘭線をオーバークロスする辺りである。

Img607

岩見沢へ向かう室蘭線の列車の右側に、築堤が残っている。これが夕鉄の跡。ここより更に南へ移動すると

Img608夕鉄の線路が、室蘭線をオーバークロスしていたことがありありと判る遺構が残っている。ぶった切られた跨線橋跡は、何とも痛々しい。

但し、この場所から180度向きを変えて見てみると

Dscn3435

築堤跡など「それらしいもの」は何も残っておらず、線路跡を特定するのは極めて困難だ。長沼町方面へ向かって一面に空き地が広がっているから、ここを走っていたのだろうなと想像するのが精一杯である。

栗山駅付近の画像はこれぐらいしかないので、ちょっとおまけ。

Img609

石勝線・夕張支線の鹿ノ谷駅跨線橋から眺めた、夕張鉄道の車庫跡と思われる空き地。画面中央右に写っている倉庫のような建物が、恐らく当時の検査庫なのだろうと思う。石勝線の線路も、この辺りでは不自然なカーブをしているから、ここに「何か」があったらしいことは想像がつく。

今から36年も前に廃止になった鉄道のことなので、本州在住の私が見つけた痕跡は、こんな程度ではある。

(※写真は何れも2008年撮影)

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2010年12月 2日 (木)

車椅子のお客様にご乗車頂く際の座席折畳み

先日、世間様の休日に車椅子のお客様のご乗車があった。休日は、普段バスに乗り慣れない方のご乗車も多く、私が車椅子のためのスペースを作っていたら「ほぉ、こうやってご乗車頂くのか」との声が聞こえてきた。

私たちにとっては当たり前になりつつある「車椅子スペースの作り方」も、まだご存じない方が多いのかなと思い、模擬的にスペースを作った写真を撮ってみた。

尚、スペースの作り方は

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このシールが車体に貼られている「2005年・国土交通省認定標準仕様」のノンステップバスと、標準仕様としては認定されていないノンステップバスでは、多少異なる。順を追ってご説明しよう。

まず、標準仕様車での場合。車椅子の方のスペースは、後扉近くの右側2席を折り畳むことによって確保する。

Dscn0751

これが普段の状態だが、これを折り畳むと

Dscn0425

このような状態になって、スペースが確保される。折り畳んだ座席の上にある横方向の橙色のバーには、車椅子の横転防止のためのベルトを結びつけて、安全性を高める狙いがある。

車椅子の方は、大型車の場合、2人までご乗車頂ける仕様となっている。

一方、標準仕様になっていないバスは、私たちの職場では座席がベンチシートとなっている。

Dscn0378

こんなシートだ。これは、座席の下にあるレバーを倒すことによって、シートごと折り畳む方式になっている。

Dscn0377

こんな感じに座席を跳ね上げる。この仕様のバスでも、車椅子の方は2人までご乗車頂ける。

標準仕様となっていないバスは、メーカー間での統一が取れていなくて、座席を跳ね上げる際のレバーの位置が異なるなどの不都合がある。自分がどこのメーカーのバスに乗っているかをきちんと覚えていないと、車椅子のお客様を前にうろたえることになる。
その意味から言えば、座席を2つ折り畳む手間があっても、標準仕様のバスの方が操作し易いと思う。

慣れもあるかも知れないが、2005年式以降のバスは標準仕様のものが入って来ているから、“少数派”の非標準化仕様のバスの方が、全体的に各々の操作もし難いように思う。

私の「独断と偏見」も加えてご説明したが、ノンステップバスや福祉介護に興味をお持ちの方のご参考になれば幸甚である。

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