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2010年9月26日 (日)

土讃線・高知近辺撮影旅行(3/4日目)

3日目(9月25日)

今日は高知から西の方(下り方面)へ赴く。高知、と言うよりも土佐山田以西は普通列車の本数が多いので、それ程、早起きをしなくて済む。

8時26分の須崎行で岡花まで出向く。ネットで撮影地が紹介されていた。

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何のことはない里山地帯だけれど、こんな風景も大切にしたいものだ。それにしても、思いの外、稲刈りは早いようである。

「おかばな」は、駅名は「岡花」、地名は「岡端」となっている。駅名にする時に、佳字を好んだためだという。

11時過ぎの列車で、更に西の斗賀野へ至る。ここもネットで駅付近の撮影地が紹介されていた。

その撮影地であるが、私の三脚を構えた所は

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こんなんで、明らかに線路敷跡である。反対側にも

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錆びてはいるが、勾配標などが残っている。考えられることとして

1.何処かへの貨物引込み線が嘗てはあった
2.線路の付け替え(高規格化など)に伴い、僅かに線路が移動した

などが挙げられるが、線路はスラブ軌道になどなっていない。どう云う事情かは、駅前旅行者には判らぬ。

2時間少々この辺りで撮り、14時過ぎの列車で、戻りにかかる。伊野で途中下車して、また少し撮り、その後、今度は高知を通り越して布師田まで行く。駅の近くには、高知駅の高架化に伴い移動した高知運転所がある。

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駅からも運転所は見えるけれど、この写真はホームの白線をオーバーして撮ったもので、駅からの撮影はあまりオススメできない。

この写真の更に左側に気になる車両が見えるので、ブラブラと歩いて行ってみることにする。

やはり思った通りで、

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嘗ては「ムーンライト高知」などで活躍した12系のグリーン車化改造車だ。但し、塗装などは

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かように見事に錆び落ちており、単なる静態保存らしい。全検標記は「19-11」となっていた。保存されている線も本線とは繋がっているが、多分復帰することはないだろう。

運転所をブラブラ見学している内に、日がどんどん西に傾いてきたから、今日はこれで高知へ帰ることとする。

一日中sunで、暑い一日であった。

4日目(9月26日)

今日は最終日で、撮り鉄の予定はない。乗り鉄して楽しもうと思う。

で、朝はゆっくり、9時前に高知駅へ出没した。土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線」の列車が、高知まで乗り入れている。乗ったことのない私鉄だから、様子を見に一往復しようと思う。

「私鉄」とは云っても土佐くろしお鉄道は、第3セクターで、JR四国と余り境目のない鉄道だから、乗ってみたいとの気が湧く。元々、この線は、「国鉄阿佐線」として鉄建公団が工事していた線である。

さて、ホームへ入ってきた列車を見ると、車体に形式番号が書いてある。

Dscn0728

なるほどね。「クロシオ」ですか。

車内へ入ると、独特の造りになっている。前半分が転換型のクロスシート、後半分がロングシートなのだ。早くから並んだので、クロスシートの海側席を死守する。

そのクロスシートも

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かなり、背ずりの高さが高い。前に座っている人の頭は完全に見えない。何かと独創的である。

発車して15分くらいの後免までは、JRの土讃線を行く。ここからが、土佐くろしお鉄道になる。乗務員も交代する。

車内放送を聞いていると「次は、後免町(ごめんまち)、『ごめんまちこちゃん』の駅です」などと言う。どの駅も、駅名を姓として、下に名をつけている。曰く「あかおか えきん(?)さん」だの、「和食(わじき) カッパ君」だの……。各駅とも駅名標の下に、姓名に合うイラストまで描いてある(咄嗟に撮ったものなので、写りが悪くて済みません)。

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はっきり言って、どれもあんまり可愛いキャラじゃないなぁと思っていたら、何と、かの「ア○パ○マン」の作者の手によるものだった。失礼!

外は晴れていて、じきに「くろしお」の名に相応しい海が見えてきた。海岸を行くのは、いつもながらにいい気分だ。海を見たり、陸を見たり、1時間あまりで終点の奈半利へ着いた。

ここまで来たら、室戸岬も行ってみたいが、時間がないので今の列車で直ぐに戻る。今度は、安芸での乗り換えはあるが、兎も角、12時過ぎには高知に戻ってきた。

名古屋への帰りの列車は14時過ぎの「南風」号で、昼食を済ませても、まだ少し時間がある。

駅前には、初日から気になっていた路面電車の姿が見える。駅前から南北の路線は、本数が多くて路線は短いようなので、これも往復してみることにした。正式には「土佐電鉄/駅前線・桟橋線」というのだそうだ。

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ガッタンコ、ガッタンコと、たまには、こんな乗り物もいいですなぁ。40分余で往復できた。運賃は1乗車190円。380円で路面電車往復を楽しめれば、安いものだと思う。

さて暫く待って、14時13分、特急の「南風18号」で岡山へ戻る。岡山から名古屋までは新幹線で2時間かからない。

往きには岡山で乗り継ぎ出来ないアクシデントもあったが、帰りはちゃんと乗り継ぎ出来て、19時前には名古屋へ戻ってきた。高知から名古屋まで5時間要しないとは、瀬戸大橋といい、新幹線といい、改めて偉大だと思う。

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コメント

天気もよくなり良かったですね~。
高知駅前も2年前は工事中で路面電車の乗り場だけが浮いていましたが、今は綺麗になったのでしょうね。
土佐電は元M鉄岐阜市内電車の592号がほぼ原型で走っているので撮影に行きました。
高知は電車もバスもレトロな車両が走っているのでいい感じですね~。

投稿: N市のT | 2010年9月27日 (月) 10時55分

ア○パ○マンを長男誕生より17年近く見続けていた私であれば、その車内放送の??はすぐに解明が出来た事と思われます(笑)
9640の記号、次形式を作る際にはどうなるのでしょうね‥
無事帰還されたようですので、現像終了後のレポートを楽しみにお待ちしております。

投稿: suzuran6 | 2010年9月27日 (月) 11時53分

>N市のTさんへ
ここの所、幸い天気に恵まれているようです。今回は日中は多少暑くても、夕刻になると涼しくなり、楽チンでした。
2年前に、既に路面電車の乗り場は出来ていたのですね。今はご想像のように、駅舎も駅前も綺麗に整備され、「今風の駅」となりました。
敢えて言えば、路面電車やバスの型が殆ど古いものなので、車両だけが昭和時代みたいな感じでした(バスはそこまで古くないですが)。
土佐電鉄は今回で味を占めたので、次回機会があれば東西の線を乗ってみたいと思っています。

投稿: N市のTさんへ | 2010年9月27日 (月) 22時25分

>suzuran6さんへ
そうでしたか……普段から目にしていれば、謎にはならなかったでしょうね。
私は流石にア○パ○マンを見る年齢でもなく、子供もいないので、「言われてみれば、似ているよなぁ」と気付いた次第でした。高知県は、県を挙げて、かの方を声援されている感じですね。
9640号は、多分ハイフンの後を51番代や101番代にして対処していくのではと思います。

先月の失敗から、今月はちょっと力を入れて撮影してきたつもりです。また、結果ご報告を待ってやって下さいませ。

投稿: suzuran6さんへ | 2010年9月27日 (月) 22時33分

こんばんは。
おさかなさんの記事を拝見すると自分も訪れたような気分になります(^^)
四国でノンビリ汽車の旅がしたくなりました。

2枚目の画像ですがカメラの後ろに新しい感じの橋が見えます。
もしかしたら最近橋を架け替えたのかもしれませんね。
12系客車も傷みが酷いようですね。
勿体無いなあと思いますが・・・

投稿: vanagon714 | 2010年9月28日 (火) 00時15分

>vanagon714さんへ
こんにちは。
愚記事で紙上旅行ならぬ「ネット旅行」がお楽しみ頂ければ幸甚です。
四国は派手さはありませんが、のんびりじっくり付き合うのにはいい所だと思います。大人向けの観光地のイメージが強いと思います。

2枚目の写真ですが、仰せのように直ぐ後には新旧の小さな橋があります。それに続いた線路跡も、斗賀野駅まで続いています(撮影地は駅から徒歩5分程度の場所です)。橋の傷みで、線路を付け替えたのに伴った廃線跡なのでしょうか。
12系客車のことを職場の「鉄」に話したら、その同僚も同じように「勿体ないなあ」と言っていました。高知駅の高架化で、機回し線もなくなってしまったので、客車は邪魔な存在なのかも知れませんね。

投稿: vanagon714さんへ | 2010年9月29日 (水) 16時48分

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