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2010年8月19日 (木)

常磐線+関東鉄道(1日目)

1日目(8月19日)

常磐線の水戸辺りを撮ろうと、やって来た。ただ撮るだけでもワンパターンだなと思い、往路では関東鉄道に乗ってみようと考えた。私鉄のことは余り詳しくないから、乗ってみるだけでも乗ってみようと思ったのだ。

新幹線-東北本線と乗り継いで、小山まで来る。ここから水戸線に乗り継ぐと、関東鉄道常総線との接続駅・下館に行き着ける。常総線はここからJR常磐線の取手との間を結んでいるのだ。

予定通りの乗り継ぎで、下館へは13時59分着。常総線は7分の乗り継ぎとなっているので、急いで改札を出て、関鉄の切符を買いたい、買いたい……が、切符売り場はどこなのだ? 慌ててJRの駅員氏に尋ねると、JRの券売機で関鉄の切符が買えるものがあるから、それで買ってくださいと言われる。慣れぬ者にはややこしい。改札も、JRと共用になっている。

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取り急ぎ記念撮影だけして、単行のワンマンカーに乗り込む。少しだけ期待したが、車内は残念ながらロングシートだった。

すぐに発車となり、適度に田舎っぽさと住宅が混ざる地域を走る。梨畑なども窓外を過ぎる。ただ、取り立てて特徴はない様で、俗っぽいと言えばそうも言える。有人の駅だけホーム側の扉が全部開く方式で、これもありふれてはいる。

さっき急いで買った切符を改めて見てみる。JRの券売機で買ったのだから、券の地紋は当然JRになっていて、

Dscn0483
「(関東鉄道)」の表示だけが、切符の正当性を主張しているように見える。

2007年製と新しい気動車は、音も軽快に走る。雨の天気予報は外れて、薄曇の窓外が有難い。

関東鉄道でもPASMOやSuicaが使えるそうで、それの利用客が多いようだ。扉が開く度に「整理券をおとり下さい」と放送が流れるが、誰も整理券を取らない。

ネットで調べた限り、この列車は下館から取手へ直通と思っていたが、「水海道で乗り継ぎの取手行です」と案内が流れている。どうやら途中で乗り換えないといけないらしい。果たして、50分程乗った水海道で、「列車終点です。取手方面は反対ホームの列車にお乗換えです」とテープの案内が流れた。

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ここからは右側の2両編成の列車になる。乗客の数を見越して、こう云う仕組みになっているらしい。水海道では1分の乗り継ぎで直ぐに発車。

さっきの車両は「キハ2405」と書いてあったが、今度は「キハ2304」とある。エンジンも先程より野太い音で、若干年数が経っているようにも思える。

先程からすれ違う列車などを観察していると、関東鉄道の車両は

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この左右2連のユニット窓が特徴らしい。私は昔のイメージしか持っていないので知らなかったが、塗装も窓も、自分のイメージとは異なっているようだ。国鉄のキハ35を譲り受けた車両もあるはずだが、一度も見かけなかった。夏の暑い時期に、非冷房の元キハ35は走らせていないのかも知れない。

似たり寄ったりの景色を30分ばかり走ったら、呆気なく終点の取手に着いてしまった。何か物足りない。夏休みなので学生客も少なく、余計ローカルカラーが少ないのだろうか。

取手から、宿泊予定の水戸方面へJR常磐線で2駅乗ると、同じ関東鉄道の竜ヶ崎線が出ている。折角なので乗っておこうと思う。幸い、常磐線の下り電車にも直ぐ接続しており、2つ目の佐貫で降りる。竜ヶ崎線は、ここから僅か2駅だけの短い線である。

JRの改札を出て案内標識に従って歩くと、今度は迷うことなく竜ヶ崎線の乗り場へ行き着けた。ワンマンだろうから切符もないかと思ったら、改札前に券売機があった。4分の接続なので急いで乗り込むと、待っていたかのように扉が閉まった。

車両も似たようなユニット窓、窓外も

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あまり変わり映えがしない。竜ヶ崎線はもう少し鄙びた雰囲気を想像していたが、正直に言うとちょっと期待外れだった。

2駅だから、7分走ると、もう終点の竜ヶ崎だった。終点らしいと言えばそう云う雰囲気だ。

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接続が良くて、竜ヶ崎へは予定より1本早い列車で到着している。ここまで来たのだから、1本列車を見送って、20分ばかり駅前をブラブラしてみることにする。

駅舎には

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こんなことも書いてある。竜ヶ崎線は、今はこれで売り出しているらしく、列車にも小さなヘッドマークがついていた。駅舎内で、ミニ写真展もしてあった。

それはそうと、駅の外に出てみると、今度こそちょっと期待していたような雰囲気を感じた。

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駅前のバス乗り場付近だが、何か昭和っぽい感じなのだ。それも自分が生まれた昭和30年代によくあったような、駅頭シーンに思える。雑然とした感じを覚えるのは、自分だけだろうか。

次の列車の到着時刻が近づいて、駅員が「どうぞ」と声をかける。ホームの中もよく見てみると

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結構レトロ感がある。最後の最後で、求めていたものに出会えたような、そんな関東鉄道の旅であった。   

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コメント

こんばんは。
関東鉄道、私も5月に乗車しました。
TX乗換えで守谷から取手まで乗車しました。
先頭でかぶりついて見てました。
非電化複線という、室蘭本線のような雰囲気でちょっとビックリしました。
また時間を作って全線乗車してみたいですね~(^^)

投稿: vanagon714 | 2010年8月19日 (木) 23時43分

日帰りでしたか?
いや、一日目とありますのでお泊りですね。

チョット足を伸ばせばDCに乗れるんですね。なんとか時間を作って乗りに行かなければ‥

投稿: suzuran6 | 2010年8月20日 (金) 08時28分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
vanagon714さんも乗られていたのですね。
下知識も余りなく乗りに来たのですが、守谷か水海道より取手方面は複線になっていましたね。駅間で列車とすれ違うので、ビックリしました。TXと交差しているのは、実は気付かなかったのですが (^ ^;;;
関東鉄道のことばかり考えていたので、予定には「ひたちなか海浜鉄道」の乗車が入っていません。水戸に泊まっているのに、ちょっと計画段階で失敗でした……。

投稿: vanagon714さんへ | 2010年8月20日 (金) 21時53分

>suzuran6さんへ
タイトルが少々不適切だったですね。失礼しました。
常磐線の撮影も予定にあるので、只今は水戸からコメントを書いています。
関東地方で非電化の私鉄は、珍しいですよね。
確かに「チョット足を伸ばせば」ではありますが、取手や佐貫まででも結構時間がかかります。もっとも、鉄分補給にはオススメな路線でもありますね。

投稿: suzuran6さんへ | 2010年8月20日 (金) 22時04分

関鉄もTXに客を取られて大変らしいですね。
乗ろう、乗ろうと思っていながら、中途半端な位置にあるのでなかなか乗れないでいますが、上京の際には「今度こそ」と思います。
首都圏にあり、非電化でローカルでレトロな気分を味わえるのでいいですね~。

投稿: N市のT | 2010年8月21日 (土) 09時58分

>N市のTさんへ
仰せのように起点も終点も「中途半端な位置」にありますね。秋葉原直通のTXは、かなり手ごわい競争相手ですね。
非電化のままでありながら、新型車両も導入して奮闘しているようです。竜ヶ崎線の方は特にオススメです。是非、応援に行ってあげてください。

投稿: N市のTさんへ | 2010年8月21日 (土) 22時22分

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