« 気付いてみれば…… | トップページ | 長年の慣わし »

2010年6月23日 (水)

謎のレール

少し書きそびれてしまっていたが、先月出かけた東北本線の撮影旅行で、降り立った越河(こすごう)の駅付近に謎のレールが置いてあった。

Dscn60261

下り本線のレールの外側にある錆びたレール。ホームの先端まで行って確かめてみたが、駅構内にはずっと寄り添うようにこのレールが置いてあった。

反対側にも

Dscn60283

同じようにずっと伸びていて、構内を出外れた辺りで途切れているのが見える。

因みに線路の規格だが、ちょっとアップ気味で撮った写真によると

Dscn60272

手前の本線用のレールよりも少し規格が小さいように思われる。また、きちんと枕木も添えて簡単に固定されているから、「取り替える予定のレール」と云うこともなさそうだ。

車窓を眺めていて、線路を取り替える予定の辺りになると、ちゃんと「1対」のレールが置かれているのは度々目にする。だが、ここは「1本」だけが置いてある。

また、置いてある位置から、カーブによる脱線防止用のレールとも違う。駅付近が、この線路に対して内側にカーブしているのは上の写真2枚を見てもお判りの通りだが、ここにレールを置いて脱線を防止するようには思えない。

結局のところ、ネットで色々な検索語を入れて調べると、どうも脱線転覆を避ける意味合いがあるらしい。これだけ間隔が開いていては、実際に転覆するのを防げるのか疑問な気もする。ただ、本線の保守点検に支障を来さないように、敢えて間隔をあけているのだとか。

現在のこの近辺に特急列車は走らなくとも、貨物列車は結構な頻度で走っている。高速で走る貨物列車が脱線した際に、転覆してホームにいるお客を事故に巻き込まないようにするため、が、正答のようである。

他に何か正しい答をご存知の方がおられたら、是非ともご一報を……。「鉄オタ」を自称している自分だが、知識はかなりお粗末なようだ。とほほ。

|

« 気付いてみれば…… | トップページ | 長年の慣わし »

国鉄・JR」カテゴリの記事

コメント

こんなに間隔が空いているのは見た記憶がありません。
貨物列車も今は高速で走るので、万一を考えての対策ですね。

投稿: N市のT | 2010年6月23日 (水) 20時11分

>N市のTさんへ
橋梁などでは、列車の転落を避けるために、これくらいの間隔を開けたレールが敷いてあるそうです。あまり細かく観察したことがなくてよく判りませんが。
結局のところ、これと同義の線路なのでは、が自分の得た結論です。
機関車も「EH」が走る時代ですから、それに対応したものなのでしょうね。

投稿: N市のTさんへ | 2010年6月23日 (水) 21時47分

私には取り替える予定の「新品」レールが仮置きしてあるように見えます、
カーブ区間では外側のレールが早く磨耗するので、1本だけ交換するのではないでしょうか。

投稿: Tの糞爺 | 2010年6月23日 (水) 22時50分

模型的イメージで見ていると、ここで斜面側へと車両が行ってしまうと車両が斜面とホームに引っかかり、線路を塞ぐ形となり編成後部の車両がまるで、尼崎の事故の様になってしまいそうですね。
そんな意味でのガードレール?でしょうか?

投稿: suzuran6 | 2010年6月24日 (木) 17時45分

東山線みたいに第三軌条集電・・・なんてことは・・・無いですね(笑)

脱線予防ならば使い古したガタガタレールで十分な気がします。
錆びてはいるものの側面は辛うじて塗装(?)が残っているので年代物のレールのようにも見えません。
気になります・・・

投稿: 企4 | 2010年6月24日 (木) 21時23分

>Tの糞爺さんへ
新品レールの仮置きですか……うーん、どうなんでしょう……。
だとすると、仮置きのためにわざわざ枕木も元から置いてあるのでしょうか? 周囲のバラストから判断するに、枕木が「常日頃から置いてある」もののように見えまして、判断が難しいと思います。
また最後の写真を見て頂くとお判りのように、謎のレールの規格が一段小さく思えます(現場ではそう見えました)。それと、外側レールの仮置きなら、Rがずれてカーブの内側には置き難くなるとも思うのです。
……また、ネットで検索してみます。

投稿: Tの糞爺さんへ | 2010年6月24日 (木) 22時32分

>suzuran6さんへ
他の方も書いておられますが、カーブでの脱線を想定するなら、普通「外側へ」ですよね。
ホームに脱線車両が当たって、斜面側へ転がる可能性は考えられますよね。
複雑な要因を考えた上でのガードレールなのかな、とも思っています。よくは判りませんが……。

投稿: suzuran6さんへ | 2010年6月24日 (木) 22時39分

>企4さんへ
写真では、現場の上方向が写してありませんが、実はあの部分だけ架線がなかったりして……(笑)。
記事にしたところ、色々なご意見を頂きまして、益々謎が深まってきました。確かに仰せのように、古いレールではないようなんですよね。脱線防止の外側線には、Ⅰ型ではなくL型レールを用いることが多いそうで、その意味からすると脱線防止とも言い切れないところがあります。
わからんです……(汗)。

投稿: 企4さんへ | 2010年6月24日 (木) 22時58分

単なる仮置き
脱線防止のガードレールなら、枕木毎に固定してなかっったら曲がって役に立たないし、
脱線後案内ガードとしては広すぎ。

だから、「仮置き」だけど、使ってるのを外した線路なら頂上の摩耗が何らかの形で見られるのに一様に見えるから、これから設置するレールだと思う

投稿: 通りがかり | 2010年6月25日 (金) 12時48分

新品のロングレールです。
レール受け台の下に、温度によるレールの伸縮を妨げないための、低ローラーが挿入されているようです。
外軌レールの摩耗交換用と思われます。
曲線区間では交換限度まで摩耗した外軌レールを交換します。
内軌レールは大きな波状摩耗または傷が起こらない限り、通トン限度まで使用するのが普通です。

投稿: とと | 2010年6月25日 (金) 21時42分

>通りがかりさんへ
コメントとご教授、有難うございます。
他の方からも同様のコメントを頂きました。
単に、新品レールの仮置きだったのですね。
脱線後のガードにしては、確かに幅が開きすぎだとは思っていました。

投稿: 通りがかりさんへ | 2010年6月25日 (金) 22時39分

>ととさんへ
コメント並びにご教授頂き有難うございます。
通りがかりさん宛にも書きましたが、「新品仮置き」が最終的な回答のようですね。
伸縮用の低ローラーを、枕木に固定してある犬釘と見違えていたようです。原画を拡大して見直してみましたが、仰せのようにローラー状の物になっていますね。
また、記事1枚目の写真も拡大して見ますと、レールがつながっていない所があるようです。
お蔭様でスッキリしました。

投稿: ととさんへ | 2010年6月25日 (金) 22時48分

こんばんは。
新品のロングレールをこのように仮置きしているのですね。
カーブの外側が速く磨耗するというのもなるほどです。
勉強になりました。
ちなみに大麻駅のロングレールには1988の刻印があります。
レールって長持ちするのですね~

投稿: vanagon714 | 2010年6月26日 (土) 22時28分

>vanagon714さんへ
理論的にカーブの外側のレールが早く磨耗することは承知していましたが、このレールが「交換用の新品」とは思いませんでした。
線路の置き方や線路下のローラーなどによって、交換用レールであることが判るようですね。私も大変勉強になりました。
大麻付近は列車の走行密度がかなり高いですよね。
そんな所でも1988の刻印とは、驚きです。

投稿: vanagon714さんへ | 2010年6月26日 (土) 22時47分

どういたしまして。
50Nのロングレールだと通トン交換は、通常6億トンになります。
2千万トン/年としても30年での交換になります。

投稿: とと | 2010年6月27日 (日) 11時12分

>ととさんへ
再コメント、有難うございます。
色々お詳しいのですね。私も国鉄時代の小事典を調べてみたら、一部に同様の数字が記されておりまして、なるほどなぁと思っています。
50Nのレールでも、30年近く使えるというのは、意外でした。
普段は走り行く列車ばかりを眺めていますが、たまには他に目を向けると勉強になるものですね。

投稿: ととさんへ | 2010年6月27日 (日) 21時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088631/35391584

この記事へのトラックバック一覧です: 謎のレール:

« 気付いてみれば…… | トップページ | 長年の慣わし »