« 東海道本線小田原近辺撮影旅行 | トップページ | 小田原近辺撮影旅行結果ご報告 »

2010年4月 2日 (金)

春の珍客

Dscn5832

今日の話。

いつものようにバスを運転していて、とある停留所でお客様を扱っていたら、何やら見かけないバスが自分の右側を過ぎるのが見えた。「ありゃ? 今のって、ボンネットバスじゃ……」。

サイドミラーで確認したが、かなり古い形式のバスの後部が見えた。然も塗装が地元のM鉄のものに似ている。また、車内に園児らしき団体が乗っているのも一瞬見えたように思う。

??の気分のまま終点の地下鉄駅まで運行し、すぐに折り返しHヶ丘ターミナル行きとなる。

そのHヶ丘へ戻ってきたら、さっきのボンバスが、某百貨店の前に停まっているのが見えた。幸い私はHヶ丘へ戻ったら、あとは回送で車庫へ帰るだけである。「チャンス♪」と思い、お客様を全て降ろしたことを確認してから、自分のバスの後部へ走り寄って、窓際に当のボンネットバスを撮影した。それが上の写真である。

「名古屋開府400年」「名古屋商業フェスタ」などの文字が読み取れる。

それにしても、何故M鉄カラーなのか、また“出生地”はどこなのか、サッパリ判らない。今になって再度写真を見直してみると「濃飛バス」との文字が前輪直後に書いてあり、メーカーは「ISUZU」とある。濃飛バスなら飛騨高山のM鉄系の会社ではあるが、ボンネットバスなんて持っていたかなぁ。

車庫へ戻ると、知識の宝庫・T爺さんがいたので、早速写真を見せて出所を尋ねてみたが、この辺りにあるボンバスはT濃鉄道で昨春まで走っていた車しか思い浮かばないと言う。私も、それしか思い浮かばなかった。確かT濃鉄道の車両は、走行系の老朽化が著しいとの理由で引退した筈だが、今日のバスは私の横を快調に走り過ぎて行った。

多くの謎を秘めたままであるが、それにしても珍しい体験をしたものだ。
少なくとも、バスを運転しながらボンネットバスとすれ違ったのは、私の人生上、初めてのことであるからにして。

|

« 東海道本線小田原近辺撮影旅行 | トップページ | 小田原近辺撮影旅行結果ご報告 »

バス・仕事」カテゴリの記事

コメント

乗った記憶があるような無いような‥
中央バスにも「トラックみたいなバス」あったような記憶が‥
運転席のピラーにパコッと上がるウインカーが(電球ではない)付いていて上がるのを楽しみに見ていました。
突然、ボンネットバスが目の前に現れたらびっくりするでしょうね。

投稿: suzuran6 | 2010年4月 2日 (金) 22時23分

>suzuran6さんへ
私も「乗った記憶」となると、かなり曖昧になります。
資料などを調べてみますと、私共の職場には昭和40年前後まで在籍していたようですので、多分乗ったこともあると思われます。
ネクタイのような形のウインカーがパコッと上がるのは、私も大変お気に入りでした。今となっては懐かしいの一言ですね。
それにしても、本当にビックリしましたよ。お客様を降ろしていたら、唐突に横を通り過ぎて行ったのですから……(笑)。

投稿: suzuran6さんへ | 2010年4月 2日 (金) 23時47分

以前N久手町内で「ボンバス友の会」表示のボンネットバスを見たことがありました。塗装は40年前の名古屋市営バスのものでした。
実物を見た時は本当に驚きました。

投稿: リニモ1号 | 2010年4月 3日 (土) 13時22分

>リニモ1号さんへ
リニモ1号さんが見られたのは、バス友の会・東海支部が所有しているボンバスだと思います。仰せのように現在は市営バスの旧塗装になっていますね。
私が以前所属していたN古野車庫の当時の所長がバス友の会の役員をしていたそうで、その関係からN古野車庫へそのボンバスが立ち寄ってくれたことがあります。元は阪神電鉄バスで使われていたものだそうで、その当時は阪神バスの塗装のまま、N古野車庫へやってきました。
私もエンジンをかけさせてもらったり(デコンプがロッドシフトみたいに長い柄になっていて面白かったですよ)、少しだけですが車庫構内で運転させてもらいました。
もう15年以上前の思い出ですが、衝撃的な出来事だったので、今でも記憶に新しいですね。

投稿: リニモ1号さんへ | 2010年4月 3日 (土) 23時26分

おはようございます。
なかなか味のある赤白ボンネットですね(^^)
バス窓や最後部側面のスライド窓、後面の3分割窓など
古き良き時代のデテールだなあと思います。
昔々の幼少の頃、親から後部窓が2分割と3分割の違いは3分割の真ん中が
非常口になっていると教わったことを思い出します。

投稿: vanagon714 | 2010年4月 4日 (日) 08時35分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
ボンネットバスの存在そのものが、既に昭和のレトロになっていますよね。
今の角ばったスタイルや、流線型などと比べると、のんびりしていた時代背景をもが窺えますね。Good Old Dayとは、よく言ったものです。
私は両親共にバスには全く関心がありませんでしたので、後部の3分割窓の中央が非常口だと知ったのは、漢字をある程度読めるようになった小学5年生頃だったと思います。個人的には2分割より3分割の形の方が好きでした。

投稿: vanagon714さんへ | 2010年4月 4日 (日) 20時54分

ボンネットバスは子供の頃乗った記憶がかすかにあります。
最近は撮影するばかりで乗る機会がないので、1度は乗ってみたいですね。

手元のT濃鉄道の画像と比較しましたが、別の車両と判明しました。
T濃の方は最後部の引き違い窓がないのと非常口の窓の大きさが違いました。
さて、何処の車両なのでしょう??

投稿: N市のT | 2010年4月 7日 (水) 16時20分

>N市のTさんへ
ボンネットバスって、言われてみれば私も客としては長いこと乗っていません。何かいい機会でもないでしょうかね。
さて、T爺さんと私の「T濃鉄道説」が見事に打ち破られましたので、出所はさっぱり判らなくなりました。
何しろ言えることは、M鉄系のカラーに塗られたのがかなり最近である筈、とのことです。まだ塗装したてのピカピカに見えました。
一度、濃飛バスのサイトも覗いてみます。

投稿: N市のTさんへ | 2010年4月 7日 (水) 22時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088631/34050208

この記事へのトラックバック一覧です: 春の珍客:

« 東海道本線小田原近辺撮影旅行 | トップページ | 小田原近辺撮影旅行結果ご報告 »