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2010年2月15日 (月)

職場の組旅行/伊勢・鳥羽へ

昨日・今日(2月14・15日)と職員旅行で伊勢・鳥羽方面へ行ってきた。概要を日記代わりに記しておこうと思う。

普通、こういった旅行ならカテゴリーを「バス・仕事」にするべきだろうが、私の所属する班(組)は私みたいに「鉄」分の濃いのがかなりいる。で、「是非、近鉄電車で行きたい」との声が上がり、実際に旅行を振り返ってみると「鉄」関係の話題がかなり多くなりそうである。それで別カテゴリーに入れることにした。

1日目(2月14日)

近鉄・名古屋駅付近に10時に集合。幸い遅刻者はおらず、すんなりと特急電車の客になる。

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一般の特急ではなく、「伊勢志摩ライナー」と呼ばれる車両で、然も席はサロン席だった。2+1の座席配置(向かい合わせ座席)でシートピッチも広い。副組長も「鉄」なので、かなり気を使ってくれたらしい。普段、近鉄に乗る機会はまずないから有難い。

いつもは真面目にハンドルを握っている仲間も、今日は手に手にビールである。車内で既に宴会状態に近くなる。

今回の旅行では、「鳥羽水族館見学組」「伊勢・鳥羽自由周遊組」「近鉄乗り放題組」に分かれるように、事前に組長らがアンケートを取って、それぞれに合う切符を渡してもらってある。私は「伊勢・鳥羽自由周遊組」だが、別に団体で行動するという訳ではなく、車内で「鳥羽の宿泊ホテルで18時半から宴会をするので、それに間に合うように皆さん行動してください。あとは皆さんの良識に任せます」と組長からのお言葉があるだけだ。かなり自由度は広い。

伊勢神宮に近い宇治山田駅で、既に何人かが下車する。伊勢参拝したい仲間と、「近鉄乗り放題なので、今から大阪に行って鳥羽へ戻る」という『豪傑・鉄組』だ。私は取り敢えず身軽になりたいから、主メンバーと一緒に鳥羽まで乗る。

昼食まではご一緒し、ここからは一匹狼に変身。まずは手荷物だけを駅に近いホテルに預け、手ブラになる。

ホテルに行く途中

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これが見えてしまって、JRマニアとしては気が動くが、今回の切符ではこの周辺の近鉄電車と三重交通系列のバスにしか乗れない。涙を呑んで我慢し、駅横の鳥羽バスセンターに赴く。

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各方面へのバスがあるけれど、折角なので出来るだけローカル路線に乗ってみたい。三重交通が鳥羽市に委託され、「鳥羽市営」として運行している路線があるようだ。ちょうど時間も合うし「小浜」ゆきというバスに乗ってみよう。

……と勇んで乗ったのだが、ほんの6~7分で終点の小浜へ着いてしまった。あまりに呆気ない。因みに停留所の名前通りに、

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こんな風に海が見える、長閑な終点であった。

折り返しまで少し時間があるので、近くの漁港などを散策して時間を潰す。普段は時間に追われているから、「時間を潰す」とは実に贅沢なことなのだ。

発車時間少し前にバス停へ戻ると、別の中型バスがやってきて、それが次に私の行こうとする「安楽島」の方向幕を出した。上の写真でも既にそうなっているが、私がここまで乗ってきたバスは「回送」の表示のまま転回場脇に停まっている。他所様の運用のことはよく判らないが、私から見ると贅沢な車両の使い方、との気もする。

「安楽島」なので、当然「あんらくじま」と読むと思っていたら、運転手氏が「『あらしま』ゆきのバス、発車しまーす」と言った。客は他に、地元のお婆ちゃんらしきが、お二人。

さっき来たコースをそのまま引き返し、鳥羽のバスセンターを通り越して、更に「あらしま」へ向かって走る。これも委託市営バスなので、鳥羽市内の狭い路地をすり抜けるように銀行前や市役所などを通る。主メンバーがいる筈の「鳥羽水族館前」のバス停も通り過ぎた。

今度は欲求不満にならないように、ちゃんと30分くらい走って、もう細い路地へ入り込めないような所まで行き着いたら、そこが終点の「あらしま」だった。

またまた折り返しまで時間がある。私は今日も明日も、伊勢神宮へ行くつもりはない。お伊勢さんには何度か来ているし、それ程、神社仏閣にも興味は湧かない。だが、この終点は目の前に

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急坂を登る鳥居が、バスの客を待ち構えるように立っている。地元の氏神様か、よく判らないが、これはお参りせぬ訳には行かぬ。急な階段を登って、運動不足の体に少しばかり渇を入れさせる。

お参り以外には、特にすることも無くなってしまい、バスの転回場辺りでバスの写真を撮ったりして、少々「オタク」をする。

今度は、さっき乗ってきたバスで、また鳥羽のバスセンターへ戻る。

まだ、宴会までには大分時間がある。バスターミナルの時刻表を見てみると、お伊勢さんの内宮・外宮経由で近鉄の宇治山田駅へ行く「CANバス」に乗れそうだ。私の切符でこのバスにも乗れると書いてある。宇治山田からは近鉄の普通電車で戻れば程々の時間になりそうなので、

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少々派手な、いで立ちのバスに乗ることにする。 いすゞエルガのノンステップバスで、塗装を除けば自分が普段乗務しているバスと殆ど変わりはないけれど、他府県で、然も「客」として乗るのなら、気分は全然別のものとなるのである。

先頭に並んで乗ったら

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オタ席がなくて、パンフレット置き場になっていたのは計算外だったなぁ。
それと、日曜日なので、伊勢神宮が近付くと道路が渋滞し始めた。幸い、私の向かう方向は渋滞とは逆で、初めの案内放送どおりほぼ1時間で、宇治山田駅へ着いた。

おまけ①。宇治山田で鳥羽方面行きの普通を待っていたら、「次の電車は団体専用」と表示が出て、反対ホームに

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団体専用の「楽」って電車が入ってきた。普段見慣れぬ列車で、ちょっと眼福。

おまけ②。更に待っていると、たまたま目の前に停まった特急電車の車両番号が

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だった。これも、そうそう見られるものではないと思うが。

誠に良い時間にホテルに戻れて、風呂にゆっくり浸かってから宴会。大阪へ行った豪傑組もちゃんと間に合い、1次会、2次会、2.5次会(?)と久し振りに浴びるほど酒を飲んだ。ただ、酔って乱暴したり説教を始める者はなく、平和な宴であった。

2日目(2月15日)

「朝食は7時半からですよ」。
昨日の内に言われていたが、程よい6時半過ぎに目が覚める。一風呂浴びて、呼吸を整えてから、朝食に出向く。

今日も、朝食を済ませば、「あとはお好きにどうぞ」になっている。主メンバーは10時発の特急で、一路名古屋へとしてあるそうだが、それではちょっと物足りない。取り敢えずは、昨日乗った「CANバス」にもう一度乗って、宇治山田まで出ようと思う。あとは到着時間と気分次第で行動を決めよう。

皆さんに「お先に」と言ってホテルを出ようとすると、昨日の「大阪豪傑組」の“キャプテン”と一緒になる。「今日は、どこまで乗りますか?」と尋ねると、苦笑しながら「流石にちょっと疲れたからな……どうするかな」とだけ言う。キャプテンは近鉄電車の駅へ、私はバスセンターへと、途中の信号で別れる。

昨日乗ったのと、同じCANバスだが、時間帯によって若干ルートに違いがあるようだ。また昨日は外の景色ばかり気にしていて気付かなかったが、バスのシートは

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こんな風に伊勢志摩の名所や人気者が描かれていて、微笑ましい。また、オタ席がないのは同じだが、昨日乗ったバスとは少し座席配置も違っていた。私は「記録能力」があまりないので、どちらのバスも車内の写真を撮り忘れていたが、何しろ昨日とは細部が違ったのだ。

ほぼ時間通りに走れたのだろう、昨日同様、1時間くらいで近鉄の宇治山田駅に着いた。

隣の伊勢市まで乗ると、JRに乗って名古屋へ帰ることも出来るが、JR代は自腹を切ることになる。近鉄に乗って名古屋へ戻るなら、この切符のままでよい。特急料金は、鳥羽からの金額を事前に受け取っている。考えがまとまらないが、まずは途中の伊勢中川まで、普通電車に揺られようかと決める。

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天下のお伊勢さん付近でも、普通電車は2両きりで、然もワンマン運転だった。

近鉄は、特急列車の本数が多く、あちこちの駅で「追い抜かれ」のための待ち合わせがある。特別料金の要らない急行列車にも追い抜かれる。1時間弱で終点に着いたが、流石にちょっと、まどろっこしい。外は雨だから、窓外の景色もそれ程興味を駆り立てぬ。

ここから県庁所在地の津までは、急行に乗ることにして、津からは特急に乗れぱ、名古屋へは割と早く戻れるだろう。名古屋駅から我が家への途中にある繁華街・栄にも少し用事があるから、立ち寄りたい。

予定通りの行動を取って、自宅へは15時前に帰ってきた。

携帯パソコンを立ち上げたら、組長から「100%満足な旅行にはならなかったと思いますが、至らぬ点はお許し下さい」と皆に宛てたメールが入っていた。

私は直ぐに「十分満足して帰って参りました」と書いて、返信を送った。

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コメント

本当に「職場の組旅行」なのでしょうか?
いつもの出撃のときの記事とあまり変わりないと思うのは私だけでしょうか(笑)

投稿: suzuran6 | 2010年2月16日 (火) 17時24分

いい組旅行ですね~。
うちは人数が少なくなってから泊まりの組行楽はなくなりましたね。
まだT爺さんの在籍中に淡路島に行って、帰りに〒巡りをして高速バスで新舞子~新大阪~N市と帰ってきたのが思い出されます。
最近は飲み会がやっとです。

投稿: N市のT | 2010年2月16日 (火) 19時14分

職場の旅行会、いいですね~
近鉄線で旅行とはなかなか良いアイデアですね。
おまけ写真の12345はラッキーですね。
私も伊勢志摩方面のんびり旅行してみたいものです。

投稿: vanagon714 | 2010年2月16日 (火) 22時41分

>suzuran6さんへ

>本当に「職場の組旅行」なのでしょうか?

確かに、内容的にはかなり「いつもの出撃」になっていますね (^ ^;;;
私の文の書き方も悪かったかも知れません。メインとなる「宴会」部分を3行程度に端折っていますものね。
実際には宴会関連で6時間ほどかけていますし、普段は枕を並べることもない仲間と休んだり、かなり夜遅くまで喋ったりもしていましたから、多少は職場旅行らしいかと……(言い訳が苦しいですね)。

投稿: suzuran6さんへ | 2010年2月16日 (火) 23時44分

>N市のTさんへ
私たちも、こういった形での旅行は今年が最後になるかも知れません。事情はTさんもよくご存知の筈ですが。
来年はまず間違いなく「飲み会」で終わりです。
それ以降、皆の意見が一致するようなら、また出掛ける機会が持てるかも知れませんが。
やはり泊りがけの宴会だと、帰りの足などを気にしなくて心置きなく飲めるので、その点は楽ですね。

私はついつい、一匹狼になってしまいますが、趣味や考えの合う人がいれば同行していたかもです。流石に大阪までは行く気にならなかったもので……。

投稿: N市のTさんへ | 2010年2月16日 (火) 23時55分

>vanagon714さんへ
組の仲間とこうして出掛けて飲める機会が持てるのは、有難いことだと思います。交通手段は色々と案がありましたが、近鉄だと切符の種類が豊富で皆の要求をそれぞれに叶えられることから、近鉄電車での旅行となりました。
副組長が「鉄」で助かりました。

「12345」は、宴会の時に「鉄仲間」に見せて自慢していました。本当にベンチに座っている私の目の前に停まった車両だったので、「どうだ!」みたいな感じです (^ ^)

投稿: vanagon714さんへ | 2010年2月17日 (水) 00時04分

(*´v゚*)ゞ旅行かぁ・・・いいなぁ・・・
おさかなさん 旅三昧ですねぇ!?

写真を見て思うの「雪ないっ!!」
あたりまえなのですが北海道人はなぜかそう思ってしまうのです・・・(^-^;

Wも旅に出たいなぁ( ̄Д ̄;;

投稿: W | 2010年2月18日 (木) 12時30分

>Wさんへ
そうなんです。さかなの癖に、何故か旅行ばかりです  (^ ^;;;
基本的に「月に1度は(鉄道写真を撮りに)どこかへ出掛ける」のを目標にしており、それにプラスして職場旅行がこの時期にあったため、一層「旅」が目立っていますね。

えー、雪がないのは私共に言わせると「当たり前」で、冬の間じゅう雪がある北海道が私にとっては不思議です。お互いに生まれ育った環境が逆なので、多分、一生不思議がって過ごすことでしょう(笑)。

投稿: Wさんへ | 2010年2月18日 (木) 22時33分

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