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2009年9月 6日 (日)

青快速・赤快速

国鉄時代のものであるが、先日ちょっと懐かしい種別板を入手したので、ブログネタにしようと思う。

Dscn4982

左側の青地に白抜き文字の「快速」表示は、比較的全国あちこちに見られたもので、名古屋地区の他、東海道線の浜松以東や九州地区等でもほぼ同じ表示を用いていた。

今回入手したのは右側の赤地(正確には「朱色」か)に白抜き文字の「快速」種別板である。

入手先は、私がいつもお世話になっている某Kマツトレインである。因みに板の所属は、何れも「○垣」、即ち大垣電車区である。

昭和48年7月に、日本初の振り子式特急電車「しなの」が中央(西)線で走り始めた時に、中央線では2種類の停車パターンの快速列車を設定した。停車駅で言うと次の2パターンである。

① 名古屋-千種・大曽根・勝川・高蔵寺-多治見以降各駅

② 名古屋-金山・鶴舞・千種・大曽根-多治見以降各駅

パターン①は、現在中央本線を走っている快速とかなり似通った停車駅となっている。これは、昼間時に運転されていた。

一方、パターン②は、現在全く見られない。名古屋を出発して市内の各駅(新守山を除く)に停車したら、あとはノンストップで多治見まで行ってしまうもので、朝の上り、夕刻の下りにのみ設定されていた。

そして、パターン①の方には写真左側の青い「快速」表示を、パターン②には右側の赤い「快速」表示を用いて、誤乗を防いでいた。それを私は勝手に「青快速」、「赤快速」と呼んでいる。簡略してサボだけに表示したものもあり、

Dscn4983

かような表示方法で走っていた。

然し、客からは不評だったのか、パターン②の方は昭和53年10月の全国白紙改正で廃止され、停車駅に春日井を加えてパターン①の方に統一されたのであった。

僅か5年程度でお役御免となってしまった「赤快速」表示は、その後陽の目を見ることもなく、種別板もどこで眠っていたのか判らない。一方の「青快速」は、中央線の他、東海道線の快速でも、117系が登場する昭和57年3月まで使われ続けた。

私が親に許しを貰って、名古屋駅に電車を見に行けるようになったのが、昭和49年頃である。まだ当時は貰える小遣いも少なくて、そうそう何度も出掛けていないが、年に1~2回は名古屋駅へ行って、電車を眺めていた。

そんな頃に、夕方になると昼間とは違う赤色の「快速」種別板を入れた電車を見ていたので、私にとっては大変懐かしい表示板なのだ。尤も当初はどんな差があるのか全く判らなくて、停車駅が異なると知ったのは、小学6年生になってからだと記憶している。

古いものだし、使用の汚れもある。で、売主の方もどんな価値があるのか判らないらしく、格安の値段で手に入れられた。だが、私がこう云った物を集め始めて20年近くで、初めてお目にかかれた品物である。

魚澄庵の装飾品として、末永く大切に保存したいと思っている。

***

追記・ここ最近続いていた“家庭内の事情”は、かなり改善されたので、今後はほぼ従前と同じペースで記事の更新が出来ると思う。記事の更新が滞ったら、サボっているか飲んだくれているとでも思ってくだされ(礼)。

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コメント

コレクションがたくさんあっていいですね~。
サボは味がありますね~。
今は方向幕やLEDになってしまい味気ないですね~。

我が家の部屋にもコレクションが飾ってありましたが、長に撤去されてしまいました(泣)

投稿: N市のT | 2009年9月 7日 (月) 21時46分

>N市のTさんへ
独身なのをいいことに、思い出のある愛称板やサボ類は「集めまくっている」状態ですね。その内、何かしっぺ返しが来る様な気がしています。

方向幕でも本当の幕式のものならまだ我慢できますが、LEDは味気ないですね。とは言え、やはりサボや種別板がいっとう懐かしさも感じますし、年代を感じていいですね。

独身で家族もなく掃除洗濯に追われる代わりにサボが自由に飾れる生活と、Tさんの生活と、どちらを選ばれますか? サボだけがお友達と云う生活も結構寂しいものですよ(苦笑)。

投稿: N市のTさんへ | 2009年9月 7日 (月) 23時39分

こんばんは。
青快速、赤快速って面白いですね。
色で停車駅を認識してもらっていたのですね。
①と②のパターンはこちらで見られる区間快速に考え方が似ているように思います。
函館本線の場合、「区間快速いしかりライナー」という列車あるのですが
快速運転の区間が札幌~江別間と札幌~手稲間の2パターンあります。

投稿: vanagon714 | 2009年9月 8日 (火) 22時52分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
当時は「区間快速」との呼び名が開発されていなかったので、こうした色のみでの区分になったようですが、今でしたら「パターン①」の方を「快速」、「パターン②」の方を「区間快速」と呼ぶだろうと思います。

札幌地区では、現在「区間快速・いしかりライナー」がすっかり定着していますね。
停車駅、仰せのように2パターンありますね。
「青快速」「赤快速」は、こうした快速の停車駅パターンが異なるものの、先駆け的な存在だったのかも知れません。考えてみれば30年も昔の話ですから……  (^ ^;;;

投稿: vanagon714さんへ | 2009年9月 9日 (水) 00時40分

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