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2009年5月21日 (木)

宗谷本線撮影紀行(2~3日目・往路編)

2日目(5月20日)

朝、5時半起床。6:00発の飯田線に乗らないと行程が崩壊するので、旅先にしては珍しく早起きをする。

さっさと宿を出て、飯田線ホームで待っていると、お待ちかねの電車が入線してきた。

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通勤の流れとは逆だし、何と言ってもまだ早いから、ガラガラの車内へ納まる。

飯田線は196キロ、94の駅があり、それらを全部語っていたらキリがないので、全線を通して乗るための列車の方向幕だけを載せておく。

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この内、天竜峡から飯田の間だけは、ワンマン運転。また、最後の上諏訪行きは、終点まで乗るとルートから外れるので、途中の辰野で降りている。全体的に客はまばらで、朝の8時くらい、三河一宮付近だけ登校の中学生でちょっと賑わった。

さて、辰野へは11時43分着。ここで1時間以上待ち時間があるので、駅前の「旅館ダイニング」の看板の店へ入る。

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私より少し年上の感じの御主人によると、3年前に脱サラしてこの店を始めたとか。看板通り、旅館業と食事屋を兼業して、奥さんと二人で奮闘しているそうである。中々美味いソースカツ丼で腹をくちくする。

ここからは一旦塩尻へ出る。こんな

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一両きりの可愛い電車が、辰野と塩尻の間の足である。あちこちに走っているクモハ123型の1号車だ。中央線は、みどり湖経由の新線開業で、この辰野経由はすっかり寂れてしまっている。

辰野では6分の好接続で今度こそみどり湖経由の新線に乗る。よく晴れていて、窓外には

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赤石山脈も見えて気持ちいい。小淵沢で一旦乗り換え、直ぐ接続する列車を見送って次の立川行に乗る。乗った電車でふと気付いた細かいこと。

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窓枠外の塗装は長野地区カラーだが、写真左側の戸袋窓部分には、国鉄時代の湘南カラーの塗装の痕跡があった。

だんだん都心の雰囲気になり、17時21分、終点立川着。ここからは南武線に乗る。わざわざ南武線経由にしたのは、手書き切符にするための経由線増やしの理由もあるが、3月14日改正で誕生した

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この駅へ降りてみたかったからでもある。下車印を頼みに改札へ行くと、駅員氏が経由を見て「ほぉ~っ」と言う。おまけ。西府で出会った南武線の貨物列車。

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ラッシュ時にも貨物が混じるとは、中々余裕の南武線である。

次の川崎行きで終点まで乗り、ここからは東海道線で東京へ、更に山手線に乗り継いで秋葉原で降りる。夕食をとるためだ。秋葉原には全国チェーンの某Cカレー屋があり、ここで食べたかったのである。

腹を満たして、また山手線に乗り、上野へ。ここまでに下車印はある程度捺しているが、ここから先は特急にばかり乗るから、ゆき券の下車印は上野が最後になる。

ちょっと早めに上野に着いてしまったので、「あけぼの」の出発する13番線ベンチで暫し待つ。待ち遠しい思いでいること30分余、やっとホームのアナウンスがあり、推進運転の「あけぼの」の姿が見えた。

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21時15分、定刻発。暫くは窓外を眺めていたが、高崎辺りで眠くなって寝てしまった。

3日目(5月21日)

よく寝ていた。目覚めたのは東能代で「この先の岩峰駅で信号故障があり、先行の貨物列車が止まっている」旨の放送が入ったからである。

結局、東能代は3分遅れ。青森では5分乗り継ぎなのでヒヤヒヤする。幸い青森までには時刻回復した。とは言え、違うホームでの乗り継ぎで、5分しかないとかなり焦る。青森駅のホームは長いのだ。何とか

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間に合ったが、急いでいい加減に撮った写真はちょっと傾いていますな。

特急だから、青函トンネルもあっという間で、北海道へ入ったなと思っていたら「間もなく終点の函館です」と放送が入る。

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次は札幌行きのS北斗9号へ。今度は向かい合わせのホームでの乗り継ぎだし、接続も20分以上あり、余裕が持てる。昼食の駅弁を買った後、N市のTさんにメールを打ち、そこでビールを買い忘れたことに気付いてもう一度ホームへ出る。無事、定刻発。

今日も快晴で、小沼・大沼・駒ケ岳・噴火湾、みな、とても綺麗に見える。今日は乗るだけだから雨でも良いが、やはり晴れていればそれなりに功徳はあるものだ。

景色を楽しんだり、転寝したりする内に、苫小牧が近くなる。天気を確認しようと携帯PCをつけていたら、バッテリー上がりでPCは切れてしまった。昨晩、寝台車内でサイトなど見ていたので、無駄食いしてしまったようだ。止む無し。

S北斗は新札幌で敢えて降り、ここで快速エアポート~Sカムイ35号に乗り継ぐ。もう、自由周遊区間内で特急の自由席なら乗り放題なので、席が埋まる札幌よりも手前で乗り継いでおいたのだ。

望み通りの席を確保し、札幌で向きを変え、一気に旭川へ。知らない内に、旭川は駅の高架化工事が始まっていた。

特急はここで終わり。ここからは宗谷線に入るので、鈍行に乗ることになる。25分の接続待ち。先発の伊香牛行きが出たら、すぐに2両のキハ40が入ってきた。

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嬉しいことに、エンジン未換装車で、しかも天井の扇風機は

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懐かしいマークのままだった。鈍行のスピードもちょうど良く、やはり旅はこれぐらいでなくちゃと思いながら、ゆったりとキハに揺られる。やがて、日が落ち始め、

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こんな景気を見終えて真っ暗になった頃、終点の名寄に着く。今日から4日間はここで泊まる。名古屋を出てほぼ丸2日かけ、目的地へ着いたことになる。

書いてた私も疲れたが、お読み下さった方のほうがもっとお疲れだったろう。この後、私は夕食を兼ねて焼き鳥屋へ出向くが、いい加減この辺りで「往路編」は終わりにしておこうと思う。

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コメント

いい旅でしたね~。
たまには実家に帰る時に寄り道をしながら、道中美味しいものを食べて旅したいものです。

投稿: N市のT | 2009年5月22日 (金) 19時19分

>N市のTさんへ
昨日も書きましたけれど「アリとキリギリス」ですよ。
確かに、今の私はこんなのんびり旅行が出来ますけど、自分が足腰立たなくなるほど弱った時に、私を助けてくれる人は誰もいません。その時、自分の人生を死ぬほど後悔すると思います。

まあ、せめて足腰立つうちに、のんびりさせて貰いますです。

投稿: N市のTさんへ | 2009年5月22日 (金) 22時43分

こんばんは。
先日はありがとうございました。
名寄近郊はなかなか楽しく、もう少しゆっくり探索したかったです。
鉄道を乗り継いでノンビリ旅行するのは乙なものですね。
やはり車だと疲れますね・・・(^^;;;;
またお会いしたいですね。
長旅お疲れ様です。

投稿: vanagon714 | 2009年5月26日 (火) 22時43分

>vanagon714さんへ
こちらこそ、先日はお世話になりまして、本当に感謝に堪えません。
お車の運転、さぞかしお疲れだったでしょう。申し訳なくて、何とお詫び申し上げていいのやら……。

お会いしている間にもお話しましたが、私は普段が車の運転の仕事ですので、休みの時は出来る限りハンドルを握りたくありません。
ですから旅行も勢い、鉄道頼りになってしまいます。
自分でハンドルを握らなくとも、鉄道は勝手にどこかへ連れて行ってくれますから、鉄道そのものを楽しむと共に、景色なども楽しめるわけです。
のんびりするのにうってつけの趣味だと思っています。

名寄近辺をゆっくり回ったのは初めてですが、色々興味深いものが多かったですね。もう少し時間が許せば、の気持ちは私も消えません。

投稿: vanagon714さんへ | 2009年5月27日 (水) 23時16分

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