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2009年4月15日 (水)

上越線渋川・水上近辺撮影結果ご報告

先日4日間ほど出掛けていた、上越線のフィルムが上がってきた。幸い今日は公休日だったので、早速フィルムを読み込んでみた。拙い写真であるが、結果ご報告がてらご覧頂こうと思う。

Img1

撮影紀行で、「時には雪に膝まで埋もれて」撮った写真である。本当を言うと、ここよりもっと上に登った所から撮影すると、手前の木々などに邪魔されずにすっきりした写真になったのだが、普通のズボンにスニーカー姿では、このアングルまでが精一杯であった。バックの山は、はっきりとは判らないが、新潟県の牛ヶ岳あたりになるかと思う。土樽~越後中里にて。

Img2

これも紀行文に書いた。山の急斜面を登れないので、代わりの場所を何とか見つけて、上下線の間の緩斜面から撮ったという奴である。どなたかのコメントに書いた通り、腰をかがめる姿勢にするとケーブル線が山の稜線にかからないので、その姿勢で窮屈に構えながら写したものである。バックは谷川連峰。後閑~上牧にて。

Img3

撮影初日、納めの写真。夕日がいい感じで菜の花に当たっていたので、敢えて逆光で花を浮き上がせるように撮ってみた。順光の時に撮りに来れば、また別の構図を考えたであろうが、結構広い畑地なので撮影時刻によって応用の利く場所のように思った。渋川~敷島にて。

Img4

撮影2日目、初めの写真。敷島駅前で前日見つけておいた桜をバックにパチリとやったところ。沿線は桜が満開で列車に乗っていると食指が動くのだが、列車と一緒に写そうとなると意外に場所が限られてしまい、結局はここでの写真しかない。右端の白い倉庫がなければと一寸残念だが止むを得ない。渋川~敷島にて。

Img5

撮影地でいきなり土筆を採りだしてしまって、そののちに菜の花と共に撮った写真。実は、土筆採りをしている最中に無理な姿勢で土筆を採ろうとして、腹筋を見事に肉離れさせてしまった。その痛みをこらえながら撮った一枚。痛みは今もかなり残っていて、土筆様の祟りとしか考えられぬ。群馬総社~八木原にて。

Img6

駅名を書くと、写っているおっちゃんの人権侵害になりかねないので伏せておくが、駅員さんの写真を撮ろうとしたら駅員さんに逃げられてしまったのと同じ駅である。おっちゃんには断っていない(おっちゃん、ごめんなさい)。この辺り、1時間に1~2本しか列車はないのに、時刻表を見ずに駅へ来たらしい。おっちゃんの見上げる先には時刻表が掲げられている。

Img7

2日目の本命の場所。例の「桜の木」行きのバスに乗って出掛けた撮影地だ。午後からが順光のポイントで、幸い午後4時前に2本の下り貨物列車があるので、必然的にここへ来る時間がこうなってしまった訳だ。小さい写真でお判りになり辛いかと思うが、牽引はEF64の重連である。この運用は運が悪いとEH200が来ることもあるのだそうで、まあ運が良かったのであろう。津久田~岩本にて。

Img8

ここは、撮影紀行の方でも現場写真を掲載したが、狙うべき上り列車が来るとこう云う絵になる。ご覧の通り、3両の115系電車ではかなり物足りない写真になってしまう。ここは夏至の頃になると、「北陸」「あけぼの」「能登」の3大列車が何とか撮影できる明るさの時間に来てくれるのだそうで、言われてみればそれぐらいの編成の列車なら「物足りる」写真になりそうである。渋川~敷島にて。

Img9

先程のおっちゃんの写真でもそうだけれど、私は写真を個人的に楽しむだけだから、お客などの人物もかなり被写体の対象にすることが多い。ただ昨今、肖像権だの何だのと色々うるさい時代になってきたので、極力顔を隠したり判らないアングルで撮る。タイトルをつけるなら、平凡だけど「ケータイの詩」とでもするだろうか。写っている方々のことも配慮して、詳しい撮影列車・撮影地点の公表は控えさせて頂く。

Img10

新前橋付近で、爺ちゃんに頼んで畑に入らせて頂いて撮ったものの一枚。色々なアングルで撮影してみたのだが、最後の一枚として、植えられている花木などの間から覗き込むような雰囲気で写した写真が一番マトモなので、これをアップしておくこととする。優しい言葉をかけてくれた爺ちゃん、婆ちゃんには改めて御礼申し上げたい。新前橋~群馬総社にて。

昨年の11月頃から、仕事の多忙さの事情により写真に対する意欲が少し薄れてしまい、あまり満足のいかない撮影旅行が続いた。年度が変わって取り敢えずは約束どおり、仕事の忙しさも元に戻ったので、今回のような写真が気負わずに撮れていくように戻っていくといいなと思っている。

お粗末さまでした。

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コメント

空気感が伝わってくる写真ですね。
遠くに見える雪を頂いた山がなんともいえませんね~
利根川の鉄橋はやはり寝台特急や電車特急が似合いそうです。
花と電車の組み合わせも絵になりますね。

投稿: vanagon714 | 2009年4月15日 (水) 23時44分

冬から春になった山間の感じが伝わってきます。
菜の花と国鉄色は実にいい取り合わせですね~。
古い駅におじさんが来て時刻表を眺めているのもいい光景ですね。
駅員よりおじさんの方が味が出ていいと思いますね~。

この界隈は通過した事は何回もあるのですが、降りた事がないのでいずれ行ってみたいと思っています。

投稿: N市のT | 2009年4月16日 (木) 08時34分

>vanagon714さんへ
春先、山には雪が残っているけど自分のいる辺りは新緑に囲まれている、との構図は、私のお気に入りの一つです。個人的に、小さい頃から冬は苦手ですので、やはり「春になったぞぉ~」って気分で撮る写真は格別です。自分で撮っていても楽しく思いますね。

そんな意味合いから、花と列車の組み合わせも大変好きです。時に好きな花は、桜と菜の花で、自分の好みのままに撮ったということが、大変よくお判りいただけるのではと思います。

また真島満秀さんの話になりますが、ある方がたまたま真島さんに出会った時に「あなた達アマチュアは、自分の好きなものを存分に撮りなさい。プロになってしまったらそれは出来ないから」と言われたそうです。私は本当に奔放に鉄写をしていますが、このお言葉は金言だと思います。

利根川の鉄橋、やはり時間を工夫して、せめて7両の特急「水上」が来るのを待つべきでしたね。 (^ ^ゞ

投稿: vanagon714さんへ | 2009年4月17日 (金) 01時03分

>N市のTさんへ
国鉄色、とりわけ湘南色は、何でああも日本の風景に合うのでしょうか。流石に国鉄時代、6つの案から絞りに絞って選ばれたカラーだけありますね。個人的には、修学旅行電車のカラーも日本の風景に大変マッチすると思っておりますが(あのカラーも「6つの案」の中に入っていた候補の一つだそうですね)。

おじさん、偶然に来て、勝手に私の被写体にされてしまったのでいい迷惑でしょうが、全く飾っていない仕草なので共感頂けたのかも知れません。

この辺りは、例の清水の2大ループもありますし、大きな都市から然程離れていないのに日本の原風景的なものが多く残っていると思います。是非、ご来訪をお勧めします。

投稿: N市のTさんへ | 2009年4月17日 (金) 01時18分

>「あなた達アマチュアは、自分の好きなものを存分に撮りなさい。プロになってしまったらそれは出来ないから」

真島満秀さんは先月急逝されたそうですね。
鉄道写真界で惜しい人物を亡くしましたね。
これから時刻表の表紙はどうなるのでしょうね。

プロになると色々と大変なようですね。
以前TV番組で真島満秀事務所の時刻表の表紙づくりをやっていました。
秋田新幹線の「こまち」を田沢湖線沿線で撮影していましたが、何箇所もの撮影地点で何枚も撮影して選んでいました。
季節や光線の加減などを緻密に計算して撮影しているようですね。

投稿: N市のT | 2009年4月17日 (金) 11時21分

>N市のTさんへ
真島満秀さんが急逝されてから、もう1ヶ月以上になりますね。
多くのプロ鉄道カメラマンがおられますけれど、私は個人的にあの方ほどダイナミックで且つ心に染み入る写真を撮られる方はないと思っています。
享年は63とのことで(一部報道に62との記載もあり、私ははっきり判りませんが、何れにせよ)あまりに早過ぎる天国へのお召しは、残念でなりません。佳人薄命とは本当によく言ったものです。

今まで真島さんと組んで仕事をしておられた第一人者は、同じ事務所の猪井貴志さんですから、当分は猪井さんが時刻表の表紙も担当されるのでしょうか。
プロの世界ですから、それはもう多くの候補作品を緻密な計算で撮影され、そこから精選していくのだろうと思います。

お気楽な私の写真とはあまりに違いも多いので、比較的最近の真島さんのお言葉から、あの一言を借用しました。改めてご冥福をお祈り致します。

投稿: N市のTさんへ | 2009年4月17日 (金) 22時02分

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