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2009年4月 7日 (火)

ある新車のビフォー・アフター

ここのところ、仕事に関連する記事ばかりですな。まあ、逆に言えばそれだけ話題があるということであり、活気があるということでもあると思う。

で、今日の話題なのだが。

今年の1月6日に、昨年末に納入されたばかりの新車に乗務できた旨を書いた。その中で、車内確認用ミラーが試験的にワイドミラーになっている車であることも書いた。ワイドと言うより超ワイドくらいの広い範囲が見えてしまうミラーで、ちょっと慣れない所為もあって見難いなと思っていた。じっと見ていると、魚眼レンズでも覗いている様で、目が回ってしまいかねない、そんなワイドミラーである。

ゴタゴタ言っておらずに、実映像をご覧頂こう。

Dscnns195

前扉直後の、俗称「オタク席」まで写ってしまっているのがお判り頂けると思う(これが「ビフォー」)。

ところが、同じ車に3月31日に乗務したら(こっちは「アフター」)

Dscnns195_2

見え具合がこうなっていた。つまり、従来の車と同じ、標準ミラーに取り替えられていた。

先程書いたように、納入されたのが昨年末だから、僅か3ヶ月あまりで標準ミラーに取り替えられたことになる。

納入された時の説明では、昨年度納入された1次納車分のうち、各車庫とも1両を、試験的にあのワイドミラー装着車にすることになったと聞いた。それが、3ヶ月で従来品に変えられたとは、余程、視認性に問題があったとしか考えられない。

そもそも私たちの職場はここ2年ばかりは単年度黒字を出しているが、過去の累積赤字が財政を圧迫しており、何か改良を要求しても(それが安全に関する極めて重要なことであっても)二言目には「莫大な資金がかかるから改良は出来ない」と突っぱね続けてきた職場である。そんな職場が、たった3ヶ月で見切りを付けたワイドミラー、かなりの事故か問題があったと考えるのが妥当だろう。

私自身、あのミラーで営業運転中、ある停留所で降車客が降り切ったと思って「扉を閉めまーす」と言ったら、若い女の子に「あ、済みません、降ります、降ります」と後部の席から中央の出口へ駆け寄らせてしまったことがある。後部の席は極めて小さくしか見えなくてお客の動きが判らない上、湾曲したミラーでは距離感が殆どつかめないのだ。これは、危ないなと思っていた。

あれだけ、安全に対する改良さえ拒んだ職場が、たった3ヶ月でミラーを取り替えた真相を私は知らない。でも、どうしたって何らかの大きな問題があったのだろうと想像してしまう。

理由は何でもいい。何しろ乗務員から確認し難い湾曲したミラーは、ノーとの答えが出たのだ。多分、私の職場では二度と陽の目を見ることはないだろう。

以前、ワイパーの拭き残しのことでも、安全が最優先だと私はここで訴えた。ワイドミラーも、安全を考えれば変に試験的に取り付け続けられるよりは、とっとと取り替えて頂いた方がよろしい。

今回だけは、我が職場を褒めて遣わす(随分と威張ってるね、このライター)。

***

ところで、明日の仕事終了後から11日まで、上越線の渋川・水上付近を撮りに出かける。泊まるホテルの部屋にLANケーブルがあれば、前回の姫路の旅行のように旅先から記事が書けるが、ケーブルの有無がはっきりしないので、記事が全く更新されなければケーブルのない宿だったと思って、11日まで記事の更新は諦めて下され。

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バス・仕事」カテゴリの記事

コメント

あのミラーは見難かったですね~。
目が痛くなってしまいました。
通称『爬虫類ミラー』と呼ばれていました。
とても人間の目では対応出来ませんね~。
従来品に戻って良かったです。

上越出撃、お気を付けていってらっしゃいませ。
ホンワカ気候が良くなって気持ちいいですね~。
成果の程楽しみにしております。

投稿: N市のT | 2009年4月 7日 (火) 21時57分

>N市のTさんへ

>とても人間の目では対応出来ませんね~。
素晴らしい表現でございます。まさに仰る通りです。
『爬虫類ミラー』との呼び方は、知りませんでした。私の車庫ではそうは呼ばれていなかったようです。でも、実に的を得た表現ですね。

>上越出撃……
有難うございます。
沿線(群馬県)の天気予報は、9日が曇りの他は、晴れマークが並んでいます。気候も良くなってきたので、多少は薄着で出掛けられそうです。
成果がどうあれ、楽しんで来たいと思います。

投稿: N市のTさんへ | 2009年4月 7日 (火) 22時18分

ミラーも不評でしたが、それより左からの3点式シートベルトなんとかしてほしいですね。
前かがみになった時、苦しいことといったらもう・・・

特に私はパーキングブレーキが好きなので解除の度に肩を痛めます。

もっと言うなら行き先・方向幕操作のタッチパネル。
あれも嫌です。

後ろの状態を確認したい時に、カメラモードに換えれないもの痛いですね。
前のは入力切替か何かでバックに入れなくてもカメラで後方確認ができました。

色んな意味でやり辛いです。

投稿: 企4 | 2009年4月 8日 (水) 20時49分

>企4さんへ
色々文句を言い出せばキリがないのですが、取り敢えずはミラーのことを書いてみました。

私も左からの3点ベルトは大嫌いです。と言うか、危険ですよ。いつだったか交差点で右後方を目視確認しようとしたら、首をベルトで絞められまして、息が出来ないまま右折したことがあります。

タッチパネルも不評ですね。私も大変使い辛い思いをしています。どうせ、価格を安く上げようとして運転経験の無い者が安物を選んだ結果でしょう。一々改頁するのが「うざい」ですね。

投稿: 企4さんへ | 2009年4月 8日 (水) 23時00分

こんばんは。
写真を見る限り新しいミラーは視野角が広くて見やすそうですが・・・
ワイドすぎて距離感が掴めなくなるとかえって使いづらいのですね。

ミラーと言えばバナゴンはアメリカ仕様なのですが、ドアミラーに
英文で「鏡の中の物体は実際よりも小さく見えます」と書かれています。
車線変更などで接触事故を起こした際、ミラーがワイドで小さく写るから
悪いなどと言って訴訟が起きたらしいです。
それから注意書きが印刷されるようになったのでしょうね。
恐ろしい国ですね~

ところで左からの3点ベルトというのはシートベルトの肩に来る部分が
左にあるということでしょうか?
もしそうならかなり運転しづらそうですね~

投稿: vanagon714 | 2009年4月 9日 (木) 00時09分

>vanagon714さんへ
こんばんは。
あのルームミラー、確かに視野角は広いので車内の全体は確認できます。ただ、視野角が「広い」ではなく「広過ぎる」ので、いっとう後ろの座席のお客は、豆粒ほどにしか見えないのです。それ故、距離感も掴めない状態になるのです。
もう少し、ワイドさを抑えていれば、見易いミラーと歓迎されていたかも知れません。
下手にあのままのミラーでいたら、何かの拍子で事故が起こった時に、日本でも訴訟モノになるかも知れませんね。くわばら、くわばら。

左からの3点ベルトとは、仰せの通りで、運転座席の左側にベルトの出口がついているという、非常識なものです。お蔭で、本当に後方確認がし難いんですよ。また、座席を後方へ倒しても、ベルトの出口が邪魔をして、あまりリクライニング出来ないんです。一昨年度に納車された車は全てこの仕様なので、無くなるまでには相当な時間がかかりそうです(溜息)。

投稿: vanagon714さんへ | 2009年4月 9日 (木) 21時57分

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