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2009年3月29日 (日)

姫路貨物ターミナル

先日の『山陽本線姫路近辺撮影結果報告』で、後日別掲すると書いた姫路貨物ターミナルのことを書こうと思う。

撮影紀行でも触れたように、場所としてはJR西日本の「ひめじ別所駅」に隣接した形である。ただ、ひめじ別所駅の同ターミナル駅側には網の目の細かいフェンスが貼り付けられていて、旅客駅側から貨物ターミナルの様子は殆ど写すことが出来ない。

一方、外から見ようとすると、背丈は低いけれどフェンスが付近に張り巡らせてあり、これまた何とも中の様子は伺い難い。

そんな悪条件なので、望遠レンズなどを駆使して撮影してある。お粗末な映像に輪をかけているが、ご容赦頂きたい。

Img1

駅東側(上り方)から望遠レンズで覗き込んだ着発荷役線。EF210(1076レ)が運転停車している横へEF200(2090レ)が入ってきた。2090レの方は、荷扱いがあると時刻表には書いてある。

Img2

後から入ってきて荷扱いをした2090レが先に発車する。EF200も塗装の更新が進んでいるようだ。

Img3

時刻表では2090レの4分後と云うことになっているが、本線の支障からか更に2分ほど遅れて、運転停車していた1076レが発車していく。それ程大きな貨物ターミナルではないが、ここで列車の追い抜きがあるとは面白い。

Img4

少し歩いて、ターミナル駅南側にあるトラックの出入り口へ行ってみる。「JRF」のコンテナを2台積んで待機している大型トラックを脇目に、化学薬品と思われるタンクコンテナを積んだトレーラーが荷役線の方へ向けて進入していった。5分ほどここにいたけれど、車の出入りは結構あるようであった。

Img5

ひめじ別所駅の跨線橋からターミナルを覗き見る。右手前に見えているのはひめじ別所駅の旅客ホームで、その向こうが貨物ターミナルになる。フェンスに近い側の線は、単に待機線らしく、こちら側に停車した列車からコンテナの荷役はできない。先程の1076レもこちら側に停車していた。一方、その左隣の線は荷役線として機能できるのが、この写真からもお判り頂けると思う。2090レが停まっている間、コンテナリフトの動く音が私の待機している場所まで聞こえていた。

タンクコンテナの並ぶ更に左側に、小さくコンテナ列車の姿が見えるが、これは1078レの後部部分で、あそこの線でも荷扱いが出来るようになっている。

撮影条件が悪かったので、あまり面白い映像はご紹介できなかったが、姫路駅の2駅上り方に、こんなターミナル駅があることを覚えておいて頂ければ何かのお役に立つかも知れない。

簡単ではあるが本日の記事は是にて了。

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国鉄・JR」カテゴリの記事

コメント

姫路貨物ターミナルは、岐阜貨物ターミナルのように着発線荷役方式(E&S方式)というやつですね。

最近は昔と違って撮影には邪魔物が多く、やりにくいですね~。

投稿: N市のT | 2009年3月29日 (日) 22時37分

>N市のTさんへ
よくご存知でいらっしゃいます。仰せの通り、E&S方式の駅ですね。
車扱い駅が大幅に減った現在、E&Sは新しい輸送形式の一環として、荷物の速達化に貢献しているといえるでしょう。東海道・山陽・東北など、幹線筋の貨物駅を中心に増殖していますね。

古くから貨物扱いのある駅は、比較的オープンなっていて撮影し易い所が多いのですが、民営化後に作られたターミナル駅はキチンと柵などで囲われてしまっているので、撮影には不向きですね。まあ、貨物ターミナル駅は撮影するためにある訳ではないのですから、仕方のないことですが。

投稿: N市のTさんへ | 2009年3月29日 (日) 23時57分

おはようございます。
私は知識が無いのですがE&S方式というのはヤードが行き止まりでなく通し線になっているのでしょうか?

こちらでは絶対に見ることが出来ないブルーの新鋭貨物機、いつか撮影したいですね~

投稿: vanagon714 | 2009年4月 1日 (水) 07時51分

>vanagon714さんへ
E&S方式とは、N市のTさんのコメントにもありますが「着発線荷役方式」とも呼ばれるものです。仰せの通り、ヤードが行き止まりになっておらず、基本的に通し線になっているものです。
国鉄時代のような車扱いの貨物は極めて少なくなり、コンテナ貨物列車が殆どの昨今ですよね。それで生まれた方式といってもいいでしょう。

コンテナ貨物列車が荷を積み降ろしする駅へ着いたとします。この時に停車する線には、コンテナを積み降ろしするリフトカーが近付ける様に、線路間際までアスファルトが敷いてあります(駅によっては、巨大踏み切りのように、線路の内側にまでアスファルトを敷いたところもあります)。ここでリフトによるコンテナの積み降ろしを迅速に行って、作業が終了したらその線からそのまま出発して行く方式のことを言うのです。着線=荷役線=発線となることから、こう呼ばれています。
機関車の付け替えや貨車の連結・開放の手間が省けるので、荷物の速達化に大いに役立っていますね。国鉄時代の「貨物列車では荷物の到着が遅い」との言葉を挽回すべく、考案された方式なのでしょう。

ブルーの新鋭機関車、直流電化区間へお越しになれば嫌と言うほどご覧になれます。
逆に私の目にはDF200が新鮮に映ります (^ ^)

投稿: vanagon714さんへ | 2009年4月 1日 (水) 21時37分

こんばんは。
解説ありがとうございます。
たしかにこの方式なら入れ換えも不要で迅速に荷役作業が出来て
しかもそのまま出発出来るので時間短縮になりますね~

私も気になってウィキペディアで調べてみてなるほどと思いました~
技術的に興味を引いたのは荷役作業中には架線の通電を止めることが出来るようになっていることですね。
よく考えられているなあと思いました。

たしかにこちらには赤いDF200がたくさんいますね(^^)

投稿: vanagon714 | 2009年4月 1日 (水) 23時10分

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