« また試験の思い出 | トップページ | あにばーさりー »

2009年2月 3日 (火)

続編・LAVATORY考

2009年も始まったばかりと思っていたが、早くも今日は節分である。昨年6月から仕事の関係で異様に月日の経つのが遅く感じられるようになったが、今年に入ってからは多少時間の動きが早く思えるようになった。精神的な要因が大きく作用しているのは明白で、良い傾向ではある。

ところで、10年くらい前から、節分には「丸かじり寿司」を食べるのが縁起がいいと言われる様になってきた。何故にこんな風習が急に広がったか、私には訳が判らぬ。確かに私がトラックに乗っている頃から、「恵方寿司」との名前でこんなものを売り出したけれど、ブームに火がついたのは最近のことだと思う。

幸い今日は公休日なので、近所のスーパーへ買い物に行き、わざと切れ目の入った「助六寿司」を買ってきてやろうと思ったのに、スーパーの寿司コーナーは丸かじり寿司のオンパレードであった。私も相当ひねくれているが、流行に踊らされているスーパーも考えもののような気がする。

えーっと。今日はかなり前置きが長くなった。本文に入ろう。

Dscnlavatory

本文に入った途端、いきなりとんでもない写真のアップに驚かれた方もあるかと思うが。昨年10月5日に「LAVATORY考」なる記事を書いているので、内容は異なるがその続編でかような写真を使うことになった。

この写真は、昨年12月に城崎温泉方面へ旅行に行った時、乗車した特急「きのさき号」(183系800番代車使用)の車内で写しておいたものである。言うまでもなく、トイレの写真。

肝心なのは、便器の左側に握り棒が付いている点だ。

国鉄時代、私が知っている限りでは、便器の左側に握り棒が付いている車両は殆どお目にかからなかった。便器の右側に握り棒の車両が大半だった。然るに、民営化後、左側に握り棒が付いた車両が徐々にではあるが増えてきた。男性として、これは大変歓迎すべきことなのである。

少々卑しい話題になるが、男性が小用を足す時、右手でイチモツを支えなければならない。そうしなければ、液体がどこへ飛んでいくか保証がないからである。特に動いている鉄道車両の中で用を足そうとするなら、余計しっかり利き手の右手でイチモツを支えている必要がある。

ところが先程書いたように、以前の車両では、体を支えるための握り棒も右側に付いていた。つまり、右手ではイチモツを支えるのに加え、自分の体も支えなければならないことになってしまう。これは物理的に不可能である。仕方ないので、車両内で用を足す時は、右手で握り棒を持って体を支え、左手でイチモツを支えざるを得なかった。右利きの人間にとっては、随分不都合な話であったのだ。

かような不都合は多くの人が感じていたに違いない。

それで、融通の利くようになった民営化以後、体を支える握り棒を左側に配した車両が増えてきたのである。女性の観点では判らないが、少なくとも男性としては便利になったと思うのだ。

写真に出した車両も、国鉄型の車両を、民営化以降に改造したものである。改造の主眼は「交直両用電車」を「直流専用電車」に改造することにあったのだが、ついでに便所も綺麗に改装してくれ、握り棒も左側に移してくれたのだ。

鉄道ファンでなければ、ここまで細かいことは気にしないかも知れない。でも、鉄道はファンのためにだけあるのではない。多くの旅行者が使う交通手段だ。そんな車両に、こうした細かい配慮が為されるようになったことは大変好ましい。

国鉄そのものが悪いとは決して言わない。でも、こうした小さな心遣いを国鉄がしていてくれたら、もっと国鉄の評判は良かったかも知れない。そんな意味では、トイレ一つにせよ、民間の意見を取り入れるようになった今の鉄道車両に、拍手を送りたい気持ちなのである。

|

« また試験の思い出 | トップページ | あにばーさりー »

国鉄・JR」カテゴリの記事

コメント

今日は週休日で節分に駆り出されました。
帰宅して「丸かじり寿司」をいただいて、豆を撒かれました。
「おじさんは~外」「夫は~外」なんて言う訳でした。

列車の便所は下を見ると砂利が流れているというイメージがありましたが、最近は色々と手の込んだ仕様になってきましたね。
ありがたいことですね。

投稿: N市のT | 2009年2月 3日 (火) 22時22分

>N市のTさんへ
節分に駆り出された、と云うことは、臨時の節分バスでしょうか? 何れにせよ週廃ご苦労様です。帰宅したらしたで、豆を撒かれて、一家の大黒柱は大変ですね。

さてさて
>列車の便所は下を見ると砂利が流れている
見事な表現でございます。そうなんですよね。特に国鉄時代はそう云うイメージが当然と思っていました。然るに、JRになってからは色々工夫してくれています。有難いことです。
そう云えば、以前はよく線路を歩いたものですが、枕木の上にカリカリに乾いたティッシュが落ちていたものでした(苦笑)。

投稿: N市のTさんへ | 2009年2月 3日 (火) 22時40分

今日は久々に美味しいお仕事でした。
我が家では私は中黒柱です。ただの給料振込掛ですね。
帰宅したら小さくなってパソの前に座っています。

線路際ですが、SL撮影の時は「しぶき」の洗礼が待っていましたね~。
80系の特急の通過時には必ず何処かから出ていましたね~。
D51 1153(萬)の客車を鉄橋の下から撮影している時に、同業者の「出てるゾ~」という悲鳴を聞いて、一目散に逃げました。

構内のお掃除の時は、砂利にこびり付いたちり紙や真っ赤に燃えるタ○ポンを火バサミで拾って歩いたものです。

投稿: N市のT | 2009年2月 3日 (火) 22時58分

>N市のTさんへ
私がまだキハ58系の構造をよく理解していない頃、夏に窓を開けておくと不思議な水飛沫が飛んでくることがありました。今から思うと、それでも平気で窓を開けていた自分が恐ろしいですよ。

鉄橋の下からの撮影は殆どしたことがないので、一目散のダッシュはありませんでしたが。

線路のお掃除も、構内作業の一つだったのですね。それにしても「真っ赤に燃えるタ○ポン」にはまた爆笑させて頂きました。

投稿: N市のTさんへ | 2009年2月 4日 (水) 23時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088631/27747569

この記事へのトラックバック一覧です: 続編・LAVATORY考:

« また試験の思い出 | トップページ | あにばーさりー »