祝日法改正に関する雑談
今日は、成人の日でありまして。時代の移り変わりと共に、成人式の服装やその内容も変わっているようだが、まあ、それはそれぞれの年代の方にお任せしておけばよいことで、特にここでは言及しない(と言いつつ、それらしき方たちの写真をしっかり撮っているが)。
あと、自分の成人式の記憶と云うと、会場が矢鱈寒かったことと、何やら自治会の順番とかで「新成人・誓いの言葉」を読まされたとの、碌でもない記憶しか残っていないので、これも割愛。
私が一番訴えたいのは、この祝日がコロコロ変わる俗称「ハッピーマンデー」を止めて頂きたいということだ。こちとら頭が悪いから、1月15日でもないのに成人の日ですと言われても、ピンと来ないのだ。それなりの理由があって日付が移動する「春分・秋分の日」以外は、どうして無理に月曜日に移す必要があるのか理解できない。3連休を量産したところで、若い世代を甘やかすばかりではないか。
職場の同僚、と言っても小学生の子供を持つ親父さんのご意見なのだが、このハッピーマンデーのお陰で変な日に父親参観日などの学校行事を入れられて、困惑しているとのこと。この意見を言った同僚曰く「アンハッピーマンデー」だそうだ。
今年は、この変な制度のために、5月のゴールデンウィークの他に、9月にも5連休が出来ることになる。敬老の日と秋分の日が飛び石で配置される影響である。連休が増えることは結構と言えば結構かも知れないが、結局はその日に人出が集中して、道路は渋滞、街は大混雑と、これまた碌でもない事態が容易に予想される。
飛び石連休だって別にいいじゃないかと思う。経済効果がどうだの、子供の集中力が欠けるだの、もっともらしい理由を唱える方もあるが、飛び石連休でも集中力が欠けない子供を育てるのも教育者の使命じゃないのかなあ。
言い方を変えれば、自分の記憶力が悪くなってきたことを棚に上げているだけの話かも知れないが、昭和生まれのおじさんは、1月15日が成人の日であって欲しいし、10月10日が体育の日であって欲しい。元々はそれなりの理由があって定められた日にちである。ややこしいことはこちらの頭が混乱するので堪忍して欲しい。
単なる、クソ親父のたわごと……なんだろうね。
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コメント
おじさんの娘も成人式に行きました。20年は速かったです。
1月12日の「成人の日」は何か変な感じです。
10月10日の「体育の日」も特異日で雨の確率が低いから制定されたと聞いています。
我々には連休になっても何のメリットもありませんね。
投稿: N市のT | 2009年1月13日 (火) 14時04分
>N市のTさんへ
ご息女のご成人、おめでとうございます。
10月10日の「体育の日」は、東京オリンピックを記念して昭和39年に制定されたものです。
晴天の特異日で制定されたのは、11月3日の「文化の日」ですね。これは、元は明治天皇のお誕生日だそうで。
まあ何にしろ、頭の弱っている昭和人間には、祝日が安易に移動する制度は堪忍して欲しいものです。
私たちには連休が増えれば逆にデメリットが増えるように思います。
投稿: N市のTさんへ | 2009年1月13日 (火) 22時11分