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2008年11月 1日 (土)

職場の機関紙より

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著作権は私の職場の労組にあるので、全部はお見せできないが、私達の営業所の労組が発行している機関紙の今月号の一部である。大きな文字で「待ち人来たる!」「八名」の文字がご確認頂けると思う。

私達の営業所は現在、22名の欠員を抱えアップアップの状態で日々運営されている。ここまでの状態にしたのは言うまでもなく、職場の上層部の連中で、彼らに言わせると「新しい人を雇うより、現存の人間に時間外労働をやらせた方が、人件費は安くつくので、新人は採用しない」と長い間粘っていた。

然し、私達の営業所は、OB乗務員を含めて160人程度の職場である。そこで22人の欠員では、休みの日も休ませてもらえない。私達の営業所に限らず他の営業所も皆、似たような悲惨な状態で仕事をさせられていた。

然し、今年6月に労働基準監督署から「職場改善命令」を出されたことと、労組役員が頑張って新人獲得のための交渉をしてくれたお蔭で、今般、私達の営業所には8名の新人さんが来てくれることになった。新人さんの一人立ちは11月7日なので、あと6日の辛抱である。

22人の欠員に8人の穴埋めでは、焼け石に水だが、それでも何もないよりは余程いい。労組の機関紙が大きく書きたてるのも、それなりの事情があるのだ。

取り敢えず今回の新人さんの補充で、私達の営業所は強制的な時間外労働(休日出勤は除く)の縛りが解かれる。また、按分休暇数(一日に有休を出してもらえる人数)が一人だけ増える。これだけでも大きな進歩である。

12月に、もう若干名の補充があり、来年の4月に1つの営業所を他のバス会社に委託することで、人員不足は大幅に改善される予定である。尤も私はその煽りで、他の営業所へ移らねばならない可能性が大だが、どこの営業所でも休む日に休ませてくれれば兎に角今は文句は言えない。私が不眠症に陥っているのも、この過労の所為なのである。

こんな愚策を続けてきた我が職場の上役さんたちよ、ちっとは反省して我々乗務員に頭の一つでも下げる練習をしておきなさいよ。

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コメント

今日M見町に行ったら『待ち人』の顔写真入りの↑が貼ってありました。
先行き真っ暗な処によく飛び込んできたものだと気の毒に思います。

投稿: N市のT | 2008年11月 3日 (月) 21時35分

>N市のTさんへ
ああ、M見町にあの機関紙、貼ってありますね。私達にとっては紛れもない「待ち人」なのですが、このご時勢、よくぞこんな所へわざわざ……との気持ちは私もあります。

然し、お先が真っ暗でも、私たち自身も張り付いていないとこの先何の身分保障もありません。仕方がない、の一言で片付けるのは口惜しいですが、それが現実であり、彼らにとってもそうなのだと思います。

投稿: N市のTさんへ | 2008年11月 4日 (火) 23時26分

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