« 気動車特急「くろしお」が来ていた頃 | トップページ | 雑餉隈 »

2008年11月16日 (日)

晩秋の日豊本線にて(3)

日曜日の5号勤務だから週休の筈だが、ちゃっかり休日出勤を割り当てられている。本当にこんな職場に居て自分はいいのだろうかと、やりきれない疑問が頭をもたげている。早く4月が来て欲しいけれど、4月になるとまたそれはそれでちょっとしんどくなりそうで。

考えていても仕方ないので、絶賛不評中の日豊本線編、第3弾をご披露する。

Img

この時期になると水田もすっかり涸れた表情になって、冬間近を思わせる。しかし、こちらの心の内をまるで無視するかのように、白い特急が颯爽と走る。どうもJR化後に新製された九州の特急列車は、どれも気に入らない。変にデザインに凝り過ぎているのが一番の理由だろう。色が白かったり、ドアが車両の中央にあったり、座席がミッキー○ウスみたいだったり。こういう景色にこそ、国鉄のありふれたクリームに濃紅の電車が来て欲しい。豊前善光寺~柳ヶ浦にて。

Img_2

鶴崎駅構内で見つけた、使われなくなった分岐信号機。ここは国鉄時代は貨物の扱いもあり、構内は結構広い。今でも普通電車の折り返し駅としての機能はあるけれど、そんなものは構内に3本の線路があれば事足りる。で、貨物を扱った時代の何本もの側線は、お役御免となってしまい、ポイント用の信号機にも無残にバッテンがうたれている。JRになって20年なのだから、そろそろ頭を切り替えなければと思いつつ、まだ後ろ髪を惹かれる思いがあちこちに散見する。

Img_3

鶴崎から北を眺めると、鉄橋を渡るために築堤を上っていく列車の姿が見られる。この辺りはまだ大分の郊外住宅地といった感じで、マンションや住宅が多く見受けられる。それらを少しでも隠すためにタテ構図とした。でも、こうして見ると一直線に伸びた線路が結構気持ちいい。走り去る列車も一応国鉄型なので、撮った本人もまあ納得できる写真である。高城~鶴崎にて。

Imgre

列車が走っているだけの写真ばかりではつまらないから、最近、自分なりに色々構図や被写体の中心を考えている。多くはプロの写真の模倣になってしまうが、模倣でもワンパターン写真の羅列よりはいいと思っている。これは特に模倣と云う訳でもないが、日代駅からトンネルに吸い込まれていくRED EXPRESSが絵になるような気がしたので撮ったもの。トンネルも勿論側面では全く役に立たない題材だが、正面から狙えるところはそれなりに構図をまとめると面白いような気がする。日代~浅海井にて。

講釈ばかり垂れた第3弾だけど、とても見れない写真はアップしないように心がけているつもりだ。何分にも3流写真家なので、多少のお見苦しい点はご堪忍を。

|

« 気動車特急「くろしお」が来ていた頃 | トップページ | 雑餉隈 »

国鉄・JR」カテゴリの記事

コメント

九州の車両はJRになってからは、すっかり形が他社と違ってきていますね。
おじさんには国鉄型がいちばんです。いかに派手な塗りになっても485の方がいいですね。

鶴崎駅の入票の×も無残な姿ですね。貨物取扱がなくなって構内が淋しくなり寂れた駅が多いですね。

投稿: N市のT | 2008年11月17日 (月) 20時02分

>N市のTさんへ
九州の特急型車両が、JR6社の中で一番ぶっ飛んでいると思うので、あんなことを書かせて頂きました。
私も、どうしても頭の切り替えが出来ず、国鉄型にこだわってしまいます。言われる通り、真っ赤な485系でも、ぶっ飛んだ形の特急よりは数段マシです。

貨物の駅扱いがなくなって、駅の構内がどこも狭くなりました。都会に近い所だと、不要となった部分が売却されていますが、地方ではまたまだ昔の痕跡が残る所が多いですね。

投稿: N市のTさんへ | 2008年11月17日 (月) 22時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088631/25393801

この記事へのトラックバック一覧です: 晩秋の日豊本線にて(3):

« 気動車特急「くろしお」が来ていた頃 | トップページ | 雑餉隈 »