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2008年10月26日 (日)

北陸本線秋路紀行(番外編)

いつもは風景写真的なものを載せているこのシリーズだが、今日はちょっと趣向を変えて、「親不知(おやしらず)」駅にスポットを当ててみようと思う。

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言わずと知れた駅名標。駅の所在地は新潟県で、もう少し西へ行くと富山県に入る。県境に近い駅なのだ。

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普通列車しか止まらない小さな駅。おまけにご覧の通り、ホームの幅が狭い。止まる列車は1時間に1本程度だが、これまたご覧の通り、殆ど乗降客の姿はない。向こうに列車から降りた3~4人の客の姿が見える。そんな程度の利用者しかない駅なのである。

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特急の「はくたか」号が猛スピードで通過していく。先程書いた通りホームの幅が狭いから、駅名標と通過列車を一緒に写そうとすると、通過列車と共に凄まじい風に巻き込まれる。大人の私でも少し怖いくらいだ。

列車の向こうは日本海だが、今は高速道路にさえぎられてしまって眺望がきかない。国鉄の車掌から歌手に転向した伊藤敏博さんもこの辺りのご出身らしく、以前テレビに出ていた時に「俺が住んでいた頃とすっかり眺めが変わっちまったなぁ」と呟いておられたのを覚えている。

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プラットホームの中央部分に書かれた、乗り場案内の標識。いかにも古ぼったいもので、間違いなく国鉄時代から脈々と標示をしているものだろう。古いからこそ、駅としての重みも感じる。今風のローマ字の案内標識より、断然こちらの方が私の好みに合う。

鉄道マニアを何年もやっていると、どうしたものか気にかかる駅があちこちに出てくるように思う。この親不知駅もそんな駅の一つだった。何の珍しさも派手さもない駅だったけれど、こう云うちっぽけな駅をこまめに探索するのも結構面白い。そんな旅行の方が私は好きだ。観光地ばかりをパック詰めにしたバスツアーより、よほど味わいがあるように思うのだが、如何なものだろう。

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コメント

昔はEF81の旧客でまったり車窓を楽しんだものですが、今は高速道路が出来て景観が悪くなりましたね。

投稿: N市のT | 2008年10月28日 (火) 12時50分

>N市のTさんへ
そうそう、北陸線系は国鉄末期まで旧客が残っていたので、のんびりした「旅」ができましたね。
高速道路は、鉄道から客を奪い、鉄道の客からは景観を奪う代物なので、好きになれませんね。

投稿: N市のTさんへ | 2008年10月28日 (火) 22時37分

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