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2008年10月24日 (金)

変な「修理不能」とその功徳

昨日は仕事が早く上がったので、少し離れたオーディオの専門店へ出掛けた。いつぞやカセットデッキを購入したあの店である。

あの時には書かなかったけれど、実はカセットデッキの購入の他にもう一つ用事があった。カセットテープなどの録音・再生時にノイズ(雑音)を軽減させるシステムがあり、その機械を修理に出したのである。

ノイズ軽減システムは「ドルビー」がよく知られていると思う。「ドルビーB」とかって言葉、音楽を聞かれる方なら耳にした事があるかも知れない。ドルビーのシステムは現在でも「ブルー・レイ」などで活躍しているのだが、私がその時に修理に出したのは「dbx」というノイズリダクション(軽減)システムの機械。これは、オーディオマニアの方しか知らないと思うし、システムそのものもメーカーが10年位前に完全に製造を中止している。今や、dbxのノイズリダクションシステムを持っている方がどうかと思われるくらい、アブノーマルな代物なのだ。

製造中止から時間が経っているので、初めから「直るかどうか判りませんよ」と店員に言われていたが、10日ほど前に電話があり「やはりメーカーでも修理不能とのことでした」と残念な連絡が入っていた。修理不能でも自分の機械だから、引き取るだけは引き取らなければならない。それで、そのオーディオ店に行ったのである。

Dscn

これがその、修理不能を告げる伝票。

ところが、だ。家に持ち帰って、諦めがつかずにもう一度ステレオに接続してみると、ちゃんと作動するではないか! 一体どういうことなのか判らないが、パーツは換えられなくても、メーカー側であれこれなぶっている内に接触の悪かった部分が直ってくれたらしい。

Dscndbx

写真の真ん中で緑や黄色などのLEDを点灯させているのが、当のdbxのシステム。何しろ音が出てくれるなら、機械がもう一度機嫌を損ねないうちに、音をデジタル化するに限る。私は膨大な量のカセットテープを持っているが、その内15本程度が、このdbxのシステムを使って録音している。それらをこの機械を通して再生させ、CDに録音させればいい訳だ。

今日は公休日だから、起きたのは遅かったし、色々片付けなければいけない用事もあった。それらを怒涛の勢いで処理し、夕方4時頃からやっと「CD化作業」が始まった。取り敢えず、なので、今までに3本しかCD化は出来ていないが、パソコンを使った作業が終わったら、またCD化作業をするつもりでいる。

「修理不能」で戻ってきたのだから、修理費用は払っていない。なのに、こうしてその機械を使えるとは、随分得をした気分である。ただ、今度機嫌を悪くしたら、もう保証はない。なるべく早いうちに作業を終えたいとは思っている。

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コメント

接触が悪かっただけかも知れませんね。
昔から調子が悪くなったら叩けば直る事がよくありましたね。
料金箱でもテレコでもよく叩いたり蹴っ飛ばしたりしていましたね。

私の長年愛用しているカメラも故障しメーカーのサービスセンターに持ち込んだところ、受付のお姉さんに『製造中止になって部品がないので修理出来ません』と門前払いされ、悔しい思いをしました。
その後中古カメラ取扱店に持ち込んだところ、店のおじさんにあっさり「直りますよ」と言われビックリしました。
おかげで廃車を免れ、28年経った今でも調子良く動いています。

デジタル化はいいですね~。
CDに焼いて車で聴けますからね~。
家で聴くと長に「ウルサイわ、お父さん!」と怒られますからね。

投稿: N市のT | 2008年10月25日 (土) 10時02分

>N市のTさんへ
恐らく、単なる接触不良だったのでしょうね。「修理不能」を告げられた時はガーンと思いましたけれど、復活してくれてヤレヤレです。

そうそう、料金箱はよく私も蹴飛ばします。実際にそれで直ることがあるのだから、乱暴とは言え止むを得ない手段ですよね。

私が記事にしたノイズリダクションは、我が家へ来て16~7年になると思います。確かに部品保有期間は過ぎていますから、いつまで動いてくれるかは保証の限りではありません。

結局のところ、時代に合わせるには「デジタル化」しか手段がないようです。

投稿: N市のTさんへ | 2008年10月26日 (日) 01時01分

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