« 消費期限なるもの | トップページ | ヒガンバナ »

2008年9月26日 (金)

吉原駅(東海道線)の貨物扱い

東海道本線の吉原駅(静岡県)は旅客駅としては小さな駅だが、付近に製紙工場があることや、貨物列車が走る私鉄の岳南(がくなん)鉄道線と接続することから、貨物の扱いが行われる。

貨物扱いをする列車は上り1本、下り2本と数は少ないが、短い時間で効率よく貨車の連結・開放(切り離し)をするため、その時だけは貨物線がちょっと活気付く。

以下の写真は上りの3362列車の作業の様子である。

Img1_2

3362列車が到着。最後尾には既に作業員が乗り込んで、作業に備えている。

Img2

この駅で開放される貨車に乗り、貨車を指定位置まで誘導する。列車は、作業員が向いている方向へ進行している。

Img3

開放作業が終わると、今度は別の貨車の連結作業に取り掛かる。無線を使って機関車の運転士に、連結される貨車までの距離を伝えている。

Img4

連結間近になると貨車を降りて、無線誘導する。因みに、左の青い貨車は紙を運ぶ貨車、コンテナの方は化学薬品などが主な荷だとのこと。作業員の「あと、3m、あと2m」の声が、私にまで聞こえてくる。

Img5

無事に連結作業が済むと、「列車編成通知書」と呼ばれるものを、機関車の運転士に届ける。この通知書を受け取って、貨物列車は初めて発車の準備が整う。

停車時間は僅か30分程度。その間にテキパキ作業を行う作業員・機関士さんには、ご苦労様の一声もかけたくなる。

ただ、ちょっとついでを言うなら、この作業を追いかけて撮影する私も、大変多忙になる。私には、どのように作業の手順が組まれているか判らないから、貨車と作業員の動きに合わせてホームを駆け回るしかない。まあ、それもまた一つの楽しみではあるのだが。

そんな次第で、貨物列車の作業の一例をご紹介させて頂いた。

|

« 消費期限なるもの | トップページ | ヒガンバナ »

国鉄・JR」カテゴリの記事

コメント

59-2のダイヤ改正までは車扱貨物があったので、近くの駅や操車場で入替を見る事ができましたね。
私も家の近くの月寒や東札幌によく見にいきました。D51やらC58やらDD14なんかも入替に来ていました。

改正後は拠点間直行体制になってしまったので、たくさんの貨物取扱駅や操車場が廃止になり楽しみが減りましたね。

昔は操車掛が旗を振って誘導していましたね。旗の振り具合によってスピードを調整していましたね。

投稿: N市のT | 2008年9月27日 (土) 10時04分

>N市のTさんへ
国鉄改革の中でも、意外と59-2改正は地味な扱いを受けていますけれど、車扱い貨物の廃止という、その実、大きな改革が為されたんですよね。名古屋の近辺でも、千種・大曽根・新守山の車扱いが廃止になりました(新守山は最近までコンテナ扱いが残っていましたけれどね)。

車扱いがある頃の貨物列車は見ていて楽しかったですね。ワム・ワキ・タム・トキ等々ごっちゃに連結されていて。稲沢の大きな貨物ヤードも通る度に楽しみでした。

黒字を出さなければ仕方ないので現在の形になってしまいましたけれど、思い返すと懐かしいことが色々ありますね。

投稿: N市のTさんへ | 2008年9月27日 (土) 22時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1088631/24047791

この記事へのトラックバック一覧です: 吉原駅(東海道線)の貨物扱い:

« 消費期限なるもの | トップページ | ヒガンバナ »